ネイリストになるには?資格や収入、働き方などについても解説!

ノウハウ

ネイリストは、お客様の爪の健康を守り、様々なデザインを施すネイルアートを行います。

広がり続けるネイルアートの多様性や、インスタグラムなどのSNSによって、ネイルアートのメニューがある美容室や大型チェーン店も増加し、ネイルアートは長年に渡って人気が高まり続けています。

これらの背景から、ネイリストは「女性がなりたい職業ランキング」でも常に上位を獲得しています。

今回は、ネイリストの仕事、ネイリストになる方法や、働き方、必要な資格や収入についてたっぷり解説します!

ネイリストってどんな仕事?

お客様の爪の健康をケアしながら、美しくデザインします。

指先の小さな爪という部位に細かなアートを施すため、繊細な技術力や集中力が必要です。
さらに、爪の形は一人一人違いますし、ネイルデザインには流行があったり、多彩さが求められるため、様々な爪の形に合わせた施術、デザインへの知識やお客様の希望するデザインに応えられる柔軟性も必要です。

とくに、近年人気なジェルネイルは剥がれにくくぷっくりとした立体感があり、ストーンや装飾も多く使います。ジェルとの相性の良い素材の知識や、UVライト、ジェルオフ技術も必要です。
ジェルは人気な一方で、ネイルオフする際には爪を傷つけてしまうことも多いため、デザインを施す際の技術だけでなく、爪へのケアも大事です。

施術時間は長いと120分近くにも及ぶため、その間のお客様との接客スキルやコミニュケーション能力も求められます。

ネイリストには、クリエイティブな感性や、繊細な技術、柔軟性、最先端のネイル業界の知識を常に追う熱量が求められます。

その分、ネイルサロンはお客様からの需要も、ネイリスト志望者も多い人気の業界です。
自分で作り上げたネイルにお客様が喜んでくれる、やりがいのある仕事です。

ネイリストになるために必要な資格は?

ネイリストになるには、実はこれといって必ず必要な国家資格等はありません。

しかし、民間で発行されている資格は多く存在しており、資格の取得は技術や知識の勉強になるだけでなく、ネイリストとしての箔が付くため、取っておくことをお勧めします。

この民間資格の多くは、義務教育を修了した方が資格取得の対象となるため、中卒でもネイリストになることができます。

ネイリストになる方法は?

先ほど述べた通り、ネイリストになるには必ず必要な資格はなく、中卒でもなることができるため、すぐにネイリストになることは可能です。

一方で、ネイリストとしてお仕事をするには、独学では学びきれない技術や知識も必要になってきたり、ネイルサロンでの勤務には民間資格や専門学校に通っておいた方が有利になります。

ネイリストになる代表的な方法を4つほど紹介します。

ネイルサロンでバイトをする

ネイルサロンでアルバイトを募集している場合があります。
未経験でも働くことができる求人も多くあります。

仕事内容で多いのは、電話対応や掃除、ネイリストのアシスタントを行います。
ネイルサロンによっては、営業時間終了後にネイルの練習をさせてもらえる場合もあり、技術次第ではネイルサロンで実際にお客様へ施術を行えることもあります。

バイトをしながら得た収入で資格取得の勉強をおこなったり、実際のネイルサロンの現場を直に感じることができるため、より実践的な技術や仕事の流れ、接客スキルなどを勉強できます。

専門学校に通う

美容学校や専門学校で、プロのネイリストを養成するスクールに通う方法があります。
おそらくこの中でもっとも王道の方法ですが、学費はおよそ60~100万円ほどかかり、費用がそれなりに必要です。

独学では習得仕切れない知識や、ネイル実習で技術の習得ができます。

スクールによっては、週1日の通学ができるところや、土日や夜間にも開講しているところもあり、自分のライフワークに合わせやすい学校もあります。

約1~2年通学し、プロのネイリストが持っておくべき資格を取得できます。

通信教育を受ける

テキストやDVD、検定対策、ネイル用品一式などを送ってもらい、自宅で勉強ができます。

学費はおよそ3~15万円ほどで、低価格かつ自宅でいつでもできるため、主婦や社会人にも多く利用されています。

検定対策講座、ジェルネイル講座など、細かく分野に分かれている場合も多く、自分の現在のスキルに合わせて勉強ができ、ネイリストになるまでのスケジュールを自分で計画しながら、無理なく勉強や資格取得をしていくことができます。

ネイルサロンを開業する

いきなり開業と言われると驚く方もいらっしゃるかもしれませんが、手っ取り早くネイリストとして仕事を始めるには、ネイルサロンの開業もお勧めです。

自宅の部屋の一部を施術室としてネイルサロンを開業する自宅サロンや、SNSでネイルデザインを投稿して集客し、SNSのやりとりで出張ネイルサロンを行なったりなど、低費用かつ気軽にネイリストとして仕事を始めることができます。

▼自宅ネイルサロンの開業について

▼出張ネイリストについて

ネイリストが持っておくべき資格は?

民間資格はいくつもあり、その中でも有名で歴史の長い資格を3つご紹介します。

ネイリスト技能検定試験

もっともポピュラーな資格で、スキルに合わせて3級~1級まであります。

3級は、実務経験や専門学校の通学経験に関係なく受験ができます。

公式問題集も発売されており、独学で試験に挑むことも可能です。

3級2級1級
資格の内容ネイルケア、ネイルアートに関する基本的な技術および知識の習得を証明するサロンワークで適用するネイルケア、リペア、チップ&ラップ、ネイルアートに関する技術および知識の習得を証明するイクステンション、リペア、ネイルアートの総合的な技術および知識の習得を証明する
受験料¥6,800¥9,800¥12,500
受験資格受験時に義務教育を終了している者ネイリスト技能検定試験3級取得者ネイリスト技能検定試験2級取得者
試験内容筆記試験と実技試験筆記試験と実技試験筆記試験と実技試験

日本ネイリスト検定試験センター 公式サイトを見る

JNAジェルネイル技能検定試験

こちらも、ネイリスト技能検定と並んで有名な資格です。

こちらも独学で取得しやすい資格で、近年主流のサービスであるジェルネイルに関する資格です。

特に、ジェルネイルは専用の機器や行程が多く、技術も知識も基礎的な部分から習得していく必要があるので、取得しておくべき資格と言えるでしょう。

初級中級上級
資格の内容ネイルケアのベーシックマスターとジェルネイルを施術するために必要な基礎的知識と技術の修得を証明するネイルケアとジェルネイルを施術するためにプロとしてサロンワークに必要な専門知識と技術の修得を証明するジェルネイルのスペシャリストとして必要とされる総合的知識と技術の修得を証明する
受験料¥9,000¥12,000¥15,000
受験資格受験時に義務教育を終了している者JNAジェルネイル技能検定試験(初級)合格者JNAジェルネイル技能検定試験(中級)合格者
試験内容筆記試験と実技試験筆記試験と実技試験実技試験

JNAジェルネイル技能検定試験 公式サイトを見る

JNA認定ネイルサロン衛生管理士

ネイリストとしての技術力を証明する資格ともう一つ、ネイルサロンとしての品質を証明してくれるのが、このネイルサロン衛生管理士の資格です。

衛生面がしっかりできているお店というのは、お客様の多くが安心して通うことができます。

独立したり、開業する場合は必ず持っておきたい資格です。

資格の内容ネイルサロンの衛生管理に関する知識を習得した方に「ネイルサロン衛生管理士」資格を付与する制度
受験料一般価格:¥10,560/JNA会員価格:¥6,160
受験資格18歳以上、実務経験不問
試験内容JNA認定校で実施される講習会を受講し、筆記テストを実施

JNA認定ネイルサロン衛生管理士資格制度 公式サイトを見る

ネイリストの働き方や収入は?

ネイリストの働き方

ネイリストの働き方は様々にあります。
その働き方は柔軟で、自分の都合や目標に合った働き方ができます。

生涯ネイルに関わる仕事もできますし、副業として行うこともでき、ライフステージに合わせやすいため、結婚や出産、子育てをされる方でも働きやすいのが魅力でもあります。

次に、キャリア例をいくつか紹介します。

キャリア例①:ネイリストから、ネイルスクールを開講

ネイリストとして働いた後や、働きながらネイルスクールを開講します。

実際に40代でネイリストをされている方によると、視力の低下や体力の問題から、細やかな施術が難しくなり、ネイルサロンでの勤務を卒業し、ネイリストを目指している方向けにネイルスクールを行なっているようです。

結婚を期にネイリストからネイルスクール講師として切り替えて、自宅でオンラインレッスンを開講する方もいらっしゃるようです。

キャリア例②:自宅サロンを営業

子育てをされている方や、専業主婦でも働きやすいのが自宅サロン経営です。

自宅サロンのメリットを最大に活用し、子供の送り迎えや、同居している家族が家を開けている時間を使って、出勤時間や初期費用をかけずに始められます。

また、社会人の方の中には土日だけ自宅サロンを開業し、副業として働く方も多いです。

キャリア例③:副業として出張ネイリストをする

アートイベントや催し物ブースや、お客様の自宅へ出張したり、美容室の客席を借りる「面貸し」で施術したり、大きめのマイカーの中を一部改装して施術室として出張する出張ネイリストという働き方もあります。

こちらもサロンの場所を借りる初期費用を少なくでき、自ら出張することで、様々なお客様と接することができます。

出張ネイリストの中には、イベントでの露出や出張として顔を広く知ってもらうことができるため、SNSで人気を獲得して有名なネイリストになる場合もあるようです。

キャリア例④:ネイルサロン勤務後に開業

ネイルサロンで一定期間実務経験を積み、独立してネイルサロンを開業するものです。

ネイルサロンで実際に働いて身についた技術や知識を活用して開業を行うことで、いきなり一人で働き始めるのは不安という方でも安心して開業ができます。

サロン勤務時代の職場の先輩から助言をもらえたり、開業時に手伝いをしてもらうことができたり、常連客にも利用してもらいやすくなります。

ネイリストの収入

ネイルサロン店舗の場合

ネイルサロンで働くネイリストの平均年収は300万円と言われています。
店舗によってはボーナスがあったり、歩合制や指名料が加算される場合もあるため、働く店舗によっても違います。
ほとんどの店舗では固定給で、売上が悪い時でも安定した収入が得られます。

店長になった場合は、月収30~40万円、ボーナス等を含めて年収は350~500万円が相場のようです。
ただし、自分の店舗の売上がどんなによくても、会社全体で見た時の売上によっては給料に反映されないこともあり、店長としての業務が増えるため、ネイルの業務時間が減ってしまうデメリットもあります。

独立した場合

独立し、自分の力で稼いでいくとなれば、その収入はかなり変わってきます。

メディアで紹介されたり有名になれば、年収1,000万円以上になる方もいますが、このように大成功を収めるのはほんの一部であるということと、年収1,000万円レベルになってくると、規模が大きくなるほど必要な人件費、賃料や光熱費等も増えます。

自宅サロンや副業で行う場合、月収は5万円〜15万円ほどです。
逆に、稼ぎすぎてしまうと納税義務や、扶養を外れる場合もあるためそこにも注意が必要です。

まとめ

ネイリストになるには、技術や知識が必要で、そのためにネイルサロンでバイトをしたり、美容学校に通うなどの方法があります。

一方で、必ず必要な資格や、開業に法的・公的な条件がないため、自宅サロンや出張ネイリストとしての働き方もでき、自分のライフワークに合わせやすいのも魅力的です。

ネイリストを目指している方は、自分に合った働き方や目標に合わせてネイリストを始めてみましょう。

この記事を書いた人
tol magazine

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