【個人事業主必見】売上台帳とは?作り方や作成に役立つスマホアプリなど紹介!

ノウハウ

個人事業主やフリーランスとして働くと、仕事以外にも経理や公的手続きなども発生します。

その中でも確定申告や持続化給付金に必要な売上台帳は、日々の売上記録が必要で、結構手間のかかる業務です。

今回は、この売上台帳とはそもそも何なのか、何に必要なのか、どのように作るのかなどを解説します。

また、後半では、売上台帳作成に役立つスマホでも使える会計ソフトなども紹介しています。手書きやエクセルなどの手作業での管理に限界を感じている方にもおすすめの内容です。

売上台帳とは?

売上台帳とは、会社や事業、個人事業主などが、仕事で発生する取引での売上を集計した帳簿のことをいいます。
日々の売上を、日付、取引先、売上内容、売上金額等を記録します。

売上台帳は、青色確定申告・白色確定申告でも必要になり、5年や7年の保存期間が設けられています。
また、最近では確定申告の他に、家賃支援給付金、持続化給付金制度等の申請でも必要になります。

法的・公的にも必要ですが、売上台帳は売上分析やビジネスの振り返りにも活用することができます。

売上台帳の作り方

次に、売上台帳に書くべきものや、何で作るのかなどを解説します。

売上台帳に必要な項目

持続化給付金や確定申告では、以下の項目が必要になります。

  • 対象月
  • 売上日付
  • 取引先(販売先)
  • 販売した商品・サービス
  • 売上金額
  • 売上合計

取引先は、主に「お客様」と記入すれば良いでしょう。しかし、従業員に対しての販売や取引も記載する必要があるので、販売先には「お客様」もしくは「従業員」と記入しておくと良いでしょう。

資材や材料費、光熱費等の記入は不要です。あくまでも売上を記載しましょう。

売上台帳を何で作るか

手書きで作成

ノートに手書きで作成します。
パソコンを持っていない人でも作ることができ、手軽に始められます。

エクセルで作成

エクセルで表を作成し、売上を記入していきます。
手書きでの作成に比べると記入・修正などもラクに行うことができ、ノートに記入するよりも場所を取らずに蓄積していくことができます。

会計ソフトで作成

会計ソフトを利用すると、自動で売上台帳を作成してくれます。
売上帳簿に手作業で入力する必要が無くなります。
他にも、確定申告に必要な書類作成なども簡単に行えるなど、様々なメリットがあります。

売上台帳の作成に便利なスマホでも使えるサービス

会計ソフトを使う

会計ソフトを使うと、確定申告に関する書類作成なども簡単に行うことができます。

最近では、スマホでも利用ができるように、アプリも出ています。

スマホでも使えて初心者でも簡単に利用できるものを紹介します。

freee(フリー)

【freee(フリー)】公式アカウント

銀行口座やクレジットカードの取引記録を自動で読み込み、収入や支出の勘定項目が豊富にあり、初心者でも使いやすくできています。

確定申告書は質問に答えるだけで数分であっさり作成ができます。
納税金額も自動で計算し、会計帳簿作成のみならず申請書類関係も簡単に作成できます。

スタータープランスタンダードプラン
初期費用¥0¥0
月額費用¥980〜/月¥1,980〜/月
機能経理・確定申告に必要な機能
チャット・メールサポート
レシート写真保存月5枚まで
スタータープランの機能
レシート写真保存無制限
様々なレポート機能
消費税申告機能・農業所得の確定申告
対応端末・iOS
・Andoroid
・タブレット
・iOS
・Andoroid
・タブレット

マネーフォワード クラウド確定申告

マネーフォワード クラウド確定申告

マネーフォワード クラウド確定申告|サポートページ
マネーフォワード クラウド確定申告の特徴

銀行、クレジットカード、電子マネー、POSレジなどの様々なサービスと連携し、データ入力を自動化してくれます。
各種確定申告に必要な書類も自動で作成できます。

また、「マネーフォワード ME」というアプリもあります。
家計簿に近いので、固定費の入力、口座やクレジットカードの管理もできます。
レシート読み取り機能やカレンダー機能があり、見やすさ・操作性の簡単さがとても魅力的です。

個人事業主やフリーランスの方は、このアプリも一緒に使うとおすすめです。

パーソナルミニパーソナルパーソナルプラス
初期費用¥0¥0¥0
月額費用¥800〜/月¥980〜/月¥2,980/月
機能クラウド会計
クラウド給与
クラウド経費
サポート機能(メール・チャット)
パーソナルミニの機能
クラウド請求書
パーソナルの機能
サポート機能(メール・チャットに加えて電話での対応が可能)
対応端末・iOS
・Andoroid
・タブレット
・iOS
・Andoroid
・タブレット
・iOS
・Andoroid
・タブレット

POSレジアプリを使う

POSレジサービスを使うと、売上内容や売上金額を自動で蓄積してくれます。

アプリで使えるものもあり、タブレットで店頭利用もできます。

リクルートがプロデュースしている信頼の高いレジアプリです。
基本的なレジ機能に加え、売上管理や分析もでき、会計ソフトとの連携もできます。

レジ端末はiPadかスマホを利用でき、キャッシュドロアやレシートプリンターなどを購入すれば本格的なレジ環境を整えることができます。

初期費用¥0
月額費用¥0
決済端末・プリンター内蔵型ドロア:¥54,800
・レシートプリンター:¥36,900
・キャッシュドロア:¥7,980
など
対応している決済方法Airペイ
・クレジットカード
・電子マネー
・QRコード
決済手数料:3.24%~
レジ以外の機能・オンライン決済
・CSV出力
・売上分析
・顧客管理
・商品管理
連携可能なサービス【会計ソフト】
・freee
・弥生 など
【予約システム】
・ホットペッパービューティー
など

Square POSレジ

シンプルで誰でも使いやすいデザインと操作性で、iPadで使えるPOSレジ界隈ではもっとも人気なサービスです。

専用レジ周辺機器なども販売しており、軽量かつ小さい機器で持ち運びにも長けていることから、イベント販売や即売会などでもよく使われています。

連携可能な会計ソフトも数種類あり、レジ会計・売上管理もセットで行いたい方にはとてもおすすめです。

クレジット決済に加え、電子マネー決済もできます。

初期費用0円
月額費用0円
決済端末・Square Reader:7,980円
・Square Standセット(レジ):89,800円
対応している決済方法・クレジットカード
・電子マネー
決済手数料:3.25%~
レジ以外の機能・売上データ分析
・スタッフ管理
・顧客リスト
・在庫管理
・ギフトカード
連携可能なサービス【会計ソフト】
・Money Forward
・freee
【ECサービス】
・Wix
【予約システム】
・トレタ テイクアウト
など

予約システムの売上管理機能を使う

売上管理機能がついた予約システムもおすすめです。

予約システムには、事前決済機能がついたものもあるので、ネット予約で会計したものを自動で蓄積できます。

また、スマホ一台で運用ができる予約システムアプリもあるので便利です。

tol – 無料予約システムアプリ

tol

tolの特徴

無料でスマホやタブレットで使える予約システムアプリです。

tolで作成した予約ページで決済をすると、自動で売上計上を行い、記録します。

機能と料金

初期費用・月額費用¥0

  • 予約管理機能
  • 予約のリマインドメール自動送信機能
  • 予約受付時の応答メール自動送信機能
  • 顧客台帳機能
  • 事前決済機能
  • 予約が届いたのプッシュ通知、メール通知
  • 予約受付締め切り期限設定
  • 予約用webページURL設定
  • 売上管理機能

まとめ

今回は、個人事業主向けに、売上台帳の解説、作り方、売上台帳作成に役立つサービスを紹介しました。

日々の売上の記録を手作業で行うと非常に手間や時間がかかって面倒です。
確定申告や持続化給付金申請が簡単にできるサービスを使って、業務の効率化を目指しましょう。

この記事を書いた人
tol magazine

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