サロンのインスタ集客成功のコツ!インサイトの活用方法を解説します

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エステやサロンの集客方法として大きく注目を集めているSNS「Instagram(インスタグラム)」。前回の記事では、インスタグラムの集客における活用方法について、基本的な使い方やポイントをご紹介しました。

今回は【中級編】としてインスタグラムのビジネスアカウントで利用できる「インサイト」を活用し、集客の成功につながるポイントを解説します!

そもそも「ビジネスアカウントってなんだっけ?」という方は、上記の記事で解説していますので、まずそちらをご覧ください!

インサイトとは?利用するメリット

インスタグラムのビジネスアカウントで閲覧できる「インサイト」は、自分のアカウントや投稿に対するさまざまな情報を閲覧することができます。そのデータを活用して、投稿の内容やタイミングをブラッシュアップしていくことで、集客率の向上につなげることが可能です!

以下では、インサイトで閲覧できる代表的な情報の種類について紹介します。まずこの3つのデータを知っておくところから始めましょう。

シェア数の多い投稿

閲覧者(ユーザー)が自分の投稿をシェアした数が分かります。

シェア数が多い順に表示されるので、どのような内容の投稿が人気があるのかを一目で確認することができます!

エンゲージメント数

エンゲージメント数とは、ユーザーが自分の投稿を見た後に何らかしらのアクションを行なった数です。アクションとは、ほかのユーザーのアカウントに、いいねをつけたり、フォローをしたりすることを意味しています。

こちらもシェア数と同様に、エンゲージメント数も数が多い順に表示されます。ここで面白いのが、投稿の閲覧数を表すリーチ数では10位だった投稿でも、エンゲージメント数ではより上位になるケースがあるということです(もちろんその逆も考えられます)。

つまり、一概に閲覧数が多ければOKということではないということですね。閲覧数だけでなく、どのような写真や内容の投稿にアクションが多いのかもチェックするようにしましょう。

リーチ数の高い順に確認が可能

すでに上の項目で解説しましたが、リーチ数(=閲覧数)も数が多い順に並べて確認することが可能です。

リーチ数が高い投稿の傾向を把握することももちろん大切ですが、ハッシュタグ経由なのか、リポストなのかなど、ユーザーがどのようにその投稿まで辿り着いたのかを把握することも重要です!

例えばハッシュタグをつけているのに、それを経由したユーザーが少ないということであれば、ハッシュタグを見直すといった判断が行なえます。

それぞれのインサイトの見方

プロアカウントに切り替えてインサイトに移動すると、「コンテンツ」「アクティビティ」「オーディエンス」の3つのタブに分かれています。それぞれの項目で確認できる内容が異なるので、何の情報を閲覧したいかによって、うまく使い分けるようにしましょう。

コンテンツ

一つの投稿=コンテンツに対する閲覧者のアクションを確認することができます。

確認することのできる数値は、以下の数値になります。

・いいね数
・保存数
・コメント数
・シェア数
・リーチ数
・エンゲージメント数
・発見数(フォロワー外から投稿を閲覧された数)

数値は通常のフィード投稿に加えて、ストリーズの投稿についても確認することができます。

アクティビティ

アクティビティでは、アカウント全体に対するユーザーのさまざまなアクションを数値で確認することができます。

確認できる数値は以下の項目です。

・プロフィールへのアクセス数
・ウェブサイトへクリック数(プロフィールにURLを記載している場合)
・直近1週間の曜日ごとにリーチしたアカウント数

オーディエンス

オーディエンスは、フォロワーの属性を把握することができます。

確認できる情報は以下の項目になります。

・性別
・年齢層
・所在地
・直近1週間のフォロワーの増減数
・1週間の平均インスタグラム滞在時間

オーディエンスのインサイトは、フォロワーが100人未満だと表示されないのでまずフォロワーを100人以上にする必要があります。

分析する上で押さえておきたい重要な指標

続いては、インスタグラムでのサロン集客において、インサイト情報を分析をする際のポイントとなる指標を紹介します。

プロフィール遷移率

「プロフィール遷移率」とは、投稿を見たユーザーがアカウントのプロフィールページへと移動した割合を示す値です。投稿を閲覧したものの、プロフィールへ移動するユーザーが少ないとプロフィール遷移率は低くなります。

なお、この割合にはフォロー外から投稿を見て、プロフィールへと移動したアカウントも含まれます。

サロンの場合、投稿を見てプロフィールを閲覧してもらい、より詳細なお店の情報やWebサイトの確認、アカウントをフォローしてもらう……というのが集客の面では理想的です。しかし、投稿が魅力的ではないと、そもそもプロフィールへと移動してくれる可能性が低くなってしまいます。

さらに、プロフィールへ移動してくれたアカウントでも、紹介欄に記載してある情報が魅力的ではないとフォローにつながらないケースも。魅力的なプロフィールを作成することも重要なポイントです!

保存率

「保存率」とはその投稿に対して、ユーザーが保存機能を利用した割合を意味します。インスタグラム内での保存率は、投稿の質を高める上でも、集客を成功させる上でも重要な指標になります。

インスタグラムの保存機能とは、ユーザーが後でその投稿を見返せるように搭載された機能です。

ユーザーが後で見返すだろうと思って保存機能を利用したコンテンツは、「質が高いコンテンツ」と判断できる1つの材料になります。

しかし、なぜ保存率がなぜ集客の成功につながるのか、と思った方もいらっしゃるのではないでしょうか?これを説明するためには、まずインスタグラムのアゴリズムを理解する必要があります。

インスタグラムは、広告で収益を得ています。そのためインスタグラムでは、ユーザーがアプリに滞在する時間を長くしようとします。

そこで、あとで見返す可能性が高い「保存」というアクションをより多く受けているアカウントや投稿を拡散する傾向にあります。それにより、他のユーザーの滞在時間を長くする=広告収益のアップにつながると考えられるからです。

こうしたアルゴリズムの特性から、保存率が高い投稿は、インスタグラムが他のユーザーにレコメンドをしてくれます。

そうなれば、最終的に自分のアカウントに閲覧するユーザーが多くなり、フォロワー数が増え、集客の成功にもつながるというわけです。

ホーム率

ホーム率とは、フォロワーがどれだけタイムラインから投稿を見たかを測定した数値です。

先ほど保存率で説明したインスタグラムのアゴリズムがありましたが、投稿を拡散してもらうためには、ある程度の保存率が必要になります。しかしインスタグラムが投稿を拡散する前までは、その投稿はフォロワーしか見ることがありません。

そのため、フォロワーのエンゲージメント率=ホーム率が非常に重要になってくるというわけです。フォロワーのエンゲージメント率によって、投稿に対するインスタグラムの評価が変化していくのです。

また、フォロワーのタイムラインに流れる投稿は、時系列順でなく、親密度によって表示される順番が変化します。よって、いくらフォローしていても親密度がなければ、投稿はタイムラインで表示されることはありません。

投稿がフォロワーのタイムラインで表示されないと、フォロワーからのエンゲージメント率が低くなりインスタグラムからの評価が下がります。

インスタグラムからの評価が低くなると、投稿が拡散されずプロフィール転換率も低くなり集客に繋げることが難しくなります。

以上がインスタグラムでサロンの集客をする上で重要な指標になります。

数字を使って分析をすることで、集客に伸び悩んだ時に客観的に分析ができ、何に問題があるのか明確に把握することが可能です!

まとめ

いかがだったでしょうか。

今回は、サロンがインスタグラムのインサイトを使って分析をする方法をご説明しました。

自分のサロンはどこに問題を抱え集客が伸び悩んでいるのかを分析の数値によって確かめることができます。

それによって改善も闇雲にならずに進められるので、インスタグラムのインサイトを使い分析をすることはサロンの集客を成功させるための一番の近道です。

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