
400円
この宝物館には、古代からの貴重な宝物が展示されています。その中には、はるか昔の文化や歴史を物語る品々があります。 詳しい説明や1300年前の駅鈴の音色をお聞かせいたします 古代の時代背景や宝物の背後にある物語に触れることで古代に想いを馳せてみませんか 駅鈴 国指定重要文化財 646年(大化2年)1月1日、孝徳天皇によって発せられた改新の詔による、駅馬・伝馬の制度の設置に伴って造られたと考えられており、官吏は駅において、この鈴を鳴らして駅子(人足)と駅馬または駅舟を徴発させた。駅では、官吏1人に対して駅馬1疋を給し駅子2人を従わせ、うち1人が駅鈴を持って馬を引き、もう1人は、官吏と駅馬の警護をした。 現在残っている実物は、国の重要文化財に指定されている隠岐国駅鈴2口(幅約5.5 cm、奥行約5.0 cm、高さ約6.5 cm)のみとされる[1]。この駅鈴は島根県隠岐の島町の玉若酢命神社に隣接する億岐家宝物館に保管・展示され、同神社宮司で隠岐国造の末裔である億岐家によって管理されている 隠岐国倉印 国指定重要文化財 奈良時代の国司が所持し、正倉出納の事務処理の際に捺印した銅印である。現在、残っているのは駿河国、但馬国、隠岐国の正倉印のみである