ネイルサロンの売上平均っていくら？

ネイルサロンをすでに経営されている方も、これから開業したいなと思っている方も、周りのネイルサロンは平均値でいくらくらい売上があるのかというのは気になるポイントかと思われます。

目安の売上がわかれば、自店の立ち位置がわかったり、今後開業する上での目安になったり役立つことも多いです。

今回は、個人のネイルサロンの売上の平均値や、その構成などについて、多くの個人ネイルサロンの実態を見てきているtol（トル）が解説致します。

ズバリ売上平均は４０万円

結論からいうと、個人のネイルサロンの売上の中央値としては、40万円前後になります。

ですので、50万円程度かそれ以上の売上があれば稼いでいる方のお店で、30万円程度かそれ以下であればあまり稼いでいない方のお店となります。

後ほど、気になる売上の構成についても解説いたします。

売上の詳細を語っていく前に、大事なことを先に言いますと、店舗運営において最終的に大事なのは売上の絶対額ではなく、最終的にコストを引いて手元に残る利益です。

個人サロンの場合、残った利益が会社員における給与のようなものになります。
そのため、売上が多いから生活が豊かになるわけでなく、利益がいくら残るかが非常に重要です。

長く店舗を運営するにあたって、銀行や信用金庫などからまとまった金額を融資してもらい、その現金があることで精神的にも経営的にも安定することはよくあります。

この銀行の融資でも非常に重要視されるのが利益です。
なぜなら銀行からすると、利益が出ていて初めて返済されると考えるため、利益が出ていないサロンには貸しにくいのです。

仮に「売上80万円・コスト70万円・結果の利益が10万円のサロン」と、「売上が40万円・コスト20万円・利益が20万円のサロン」では、事業的な価値は利益の多い売上40万円のサロンの方があると言えるでしょう。

当然売上が多ければ利益は残りやすくなるので、売上は非常に重要な要素の一つではありますが、まずは利益が残りやすい低コストで運営できる下地を作ることが非常に重要です。

次に平均的な売上の40万円の構成について解説していきます。

基本的には売上は、客数×単価で構成されます。

平均的には55件×7300円くらいが平均の構成です。
月間の予約件数55件で営業日が22日程度とすると、平均で1日3件弱を対応することになります。

平均単価が7300円というのを見て高いと思われたか、安いと思われたかは分かりません。

しかし、平均単価として例えば5000円くらいのお店にしようと思った場合、平均の40万円の売上を達成するは月間80件ほどの予約が必要になります。

1日4件程度が必須になっているため、かなりの集客力が必要になってきます。

この5000円という単価では、平均売上を作るのはかなり困難であると思った方が良いです。

値下げはしやすいですが、値上げはしづらいのがビジネスの常ですので、ある程度稼げるサロンにしたい！と思ったら最初の値付けは非常に重要です。

いかがでしたでしょうか、今回は個人ネイルサロンサロンの売上平均とその構成についてや、最終的に残る利益が大事という話をさせていただきました。
これからネイルサロンを開業しよう！と思われる方の参考になれば幸いです。

最後に弊社サービスのtol（トル）のご案内をさせてください。

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多くの個人のネイルサロン様に活用をいただいており、是非開業した際はtolでネット予約を始めてみてください！