ネイルサロンを開業する際に、取得しておく必要のある資格はありません。
開業方法としては自宅、店舗、フランチャイズの3種類があり、それぞれメリット・デメリットが異なるため、自分に合った方法を見極めて選びましょう。
本記事では、ネイルサロンを開業するのに必要な資格や費用、手続きなどについて詳しく解説していきます。
運営に便利なおすすめの予約システムも紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。
目次
ネイルサロンの開業に必要な資格は？
ネイルサロンの開業において、必ず取得しなければならない資格はありません。
ただし、取得しておくことでお客様からの信頼につながる資格は、以下のようにいくつか存在しています。
- ネイリスト技能検定
- JNAジェルネイル技能検定
- JNA認定ネイルサロン衛生管理士
- JNA認定ネイルサロン技術管理者
- JNA認定講師資格
また、特別な資格だけではなく、保健所等からの許認可を得る必要もありません。ネイルサロンは個人での開業ができるため、独立を志している方は比較的スムーズに開業できるでしょう。
ただし、開業する際には税務署に開業届を提出し、個人事業主になる必要があります。事業を開始してから1ヶ月以内に届出を行わなければならないため、忘れないようにしましょう。
ネイルサロン開業に取っておきたい資格についてさらに詳しく知りたい方は、別記事「【要チェック】ネイルサロン開業に必要なものリスト」をご確認ください。
ネイルサロンを開業する3つの方法・手段
ネイルサロンを開業する方法は、主に3つあります。それぞれの特徴については、以下のとおりです。
| 開業方法 | 特徴 |
| 自宅 | ・開業費用、ランニングコストを抑えられる ・経費にするには家事按分が必要 |
| 店舗 | ・自分のこだわり反映させやすい ・初期費用やランニングコストが高額 |
| フランチャイズ | ・経営に慣れていない場合でも開業・運営がしやすい ・売上はロイヤリティとして一部を本部に支払う必要がある |
自宅でネイルサロンを開く
自宅の一部を活用して、ネイルサロンを開業することができます。店舗を用意する必要がないため、初期費用やランニングコストを抑えられるのがメリットです。
また、家賃を支払っている場合は家事按分によって一部を経費にできるため、節税にもつながるでしょう。
ただし、自宅でサロンを開業してお客様から愛される店舗にするには、生活感を排除し衛生管理を徹底する必要があります。
住宅地である場合には騒音トラブル対策も行い、お客様が利用しやすい環境づくりに努めましょう
店舗でネイルサロンを開く
テナントを契約して、店舗でネイルサロンを開業する方法もおすすめです。
自分で広さや内装など、こだわった店舗づくりができるため、独立開業の醍醐味を味わいやすいといえます。また、お客様が利用しやすい立地選びにもこだわることで、より集客がしやすくなるでしょう。
開業場所としては、駅近のテナントや商業施設内がおすすめです。
ただし、店舗を賃貸して設備を導入する初期投資はもちろん、日々の営業による光熱費などのランニングコストがかかります。他の開業方法に比べて多くの資金が必要になるため、資金繰りに困らないような工夫が重要です。
フランチャイズでネイルサロンを開く
フランチャイズとは、すでに市場に出ているお店が本部となり、加盟店に入ることでブランド名や経営ノウハウを借りながら営業できる方法のことです。
資金面から技術面まで徹底したサポートを受けられるため、はじめてでも安心して開業できます。また、すでに知られたブランド名を使って営業できるため、集客しやすいのもポイントです。
ただし、フランチャイズで開業する場合は、本部へロイヤリティやブランド使用料などを支払う必要があります。契約期間のルールがある場合もあるため、事前に本部と相談したうえで開業しましょう。
ネイルサロンを開業する手順・手続きの流れ
実際にネイルサロンを開業するまでの手順や手続きの流れは、以下のとおりです。
- サロンのコンセプトを決める
- 店舗を借りるなど開業方法を決める
- 資金調達をする
- SNSやホームページを開設し集客する
- 開業届を提出する
①サロンのコンセプトを決める
まずは、サロンのコンセプトを決めましょう。
年齢や職業など、どのようなお客様をターゲットにするのか考えて、それに合わせた内装やメニューづくりを行っていきます。ターゲットを考える際は、自分がどのようなお客様に来て欲しいかだけではなく、開く店舗の立地も考慮しましょう。
立地によって集まりやすいお客様の種類が異なるため、よりニーズに合ったお店づくりを意識することが重要です。
また、近隣店舗の存在など、競合の調査も忘れずに行ってください。
②店舗を借りるなど開業方法を決める
どのようなコンセプトにしたいかが決まったら、それを反映させるための開業方法を決めていきます。自宅で開くのか、店舗を借りるのか、フランチャイズに加盟するのか、自分に合った方法を選びましょう。
開業方法によって必要な資金や提供できるメニューなどが変わる可能性があるため、きちんと計画することが重要です。また、実際に店舗づくりを行う際は、内装業者を手配することがあるでしょう。
この段階で、信頼して依頼できる内装業者も見繕っておくと、よりスムーズな開業準備ができます。
なお、開業に必要な備品などについて詳しく知りたい方は、別記事「ネイルサロン開業に必要な備品は？施術に使うもの・消耗品・システムなどに分けて解説」をあわせてご確認ください。
③資金調達をする
コンセプトや開業方法が決まったら、開業するために必要な資金を用意していきます。資金調達の方法としてあげられるのは、主に以下のとおりです。
- 自己資金
- 銀行や金融公庫からの融資
- 助成金、補助金
なお、融資を受ける際は、返済シミュレーションの計画も行っておきましょう。具体的な金額については、後述する「ネイルサロンの開業に必要な費用」をご覧ください。
④SNSやホームページを開設し集客する
資金調達までが済んだら、開業に向けてどんどん準備を進めていきます。
店舗づくりと並行して、SNSやホームページでの集客活動も進めていきましょう。InstagramやTikTokを活用して、開業までのビフォーアフター写真を投稿するなど、話題性を生むような発信が効果的です。
また、Googleビジネスプロフィールに登録してGoogleマップに表示されるようにするなど、さまざまな流入経路を用意しておきましょう。さらに、予約システムや決済システムも導入しておくと、よりスムーズな運営につながります。
なお、ネイルサロン向けの予約アプリについて詳しく知りたい方は、別記事「ネイル 予約アプリ」をあわせてご確認ください。
⑤開業届を提出する
店舗の準備が整って実際に開業できる状態になったら、早めに開業届の提出を行いましょう。開業届は、事業を開始してから1ヶ月以内に、管轄の税務署に提出する必要があります。
また、開業時には屋号（個人事業主における会社名）を決める必要があるため、お店の名前とあわせて決めておきましょう。
なお、個人事業主は青色申告承認申請書をあわせて提出することで、青色申告による確定申告ができます。青色申告では最大65万円の特別控除が受けられたり、赤字を3年間繰越できたりするのが特徴です。
税金面で不安があるうちは、税理士に相談することも視野に入れておきましょう。
開業届の書き方や、スマホで簡単に提出する方法については、以下の記事で徹底解説しています。
ネイルサロンの開業に必要な費用
ネイルサロンの開業に必要な費用は、自宅、店舗、フランチャイズのどの形態で開業するかによって変わってきます。それぞれの目安となる初期費用、ランニングコストは、以下のとおりです。
| 開業方法 | 初期費用 | ランニングコスト |
| 自宅 | 約60万円〜210万円 | 約3万円〜25万円/月 |
| 店舗 | 約335万円〜1,610万円 | |
| フランチャイズ | 約120万円〜700万円 |
ただし、上記の金額はあくまでも目安であるため、実際にかかる費用は状況によって異なります。
また、ネイルサロンの経費については別記事「【必見】ネイルサロンの経費一覧！勘定科目や家事按分についても解説」で詳しく解説しているので、ぜひあわせて参考にしてみてください。
初期費用・設備投資
ネイルサロンを開業する際にかかる初期費用、設備投資には、主に以下のような種類があります。
| 費用 | 内容 |
| 店舗の賃貸 | 敷金、礼金、保険金、仲介手数料など |
| 改装費用 | 店舗の内装や外装づくりにかかる備品購入費や業者への委託費用 |
| 広告宣伝費 | ホームページ制作の外注費、チラシの作成費、印刷費用など |
| システム導入費 | 予約システムや決済システム、POSレジなどの導入費用 |
運転資金・ランニングコスト
ネイルサロンを営業していくにあたってかかる運転資金やランニングコストは、以下のとおりです。
| 費用 | 内容 |
| 家賃・光熱費 | 店舗に毎月かかる固定費、変動費 |
| 材料費 | ジェルやチップなどの消耗品などにかかる費用 |
| 人件費 | 従業員を雇用している場合にかかる費用 |
| システム使用料 | 予約システムや決済システムなどの毎月の利用料 |
| その他費用 | 広告宣伝費、ウォーターサーバー利用料など |
なお、サロン向けの予約システムについて詳しく知りたい方は、別記事「サロン 予約システム」をご確認ください。
ネイルサロンを開業するための資金調達方法
資金調達は自己資金や融資などに加えて、助成金や補助金を活用するのもおすすめです。以下では、ネイルサロンの開業において使いやすいおすすめの助成金・補助金を紹介します。
助成金の活用
助成金とは、ある一定の条件を満たした際に、行政や地方自治体から支給されるお金のことです。融資ではなく給付されるため、お金を返済する必要はありません。
給付を受けたい場合、行政や地方自治体に申請する必要がありますが、補助金より助成金の方が比較的申請が通りやすい傾向にあります。
以下では、おすすめの助成金を例として紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。
創業助成事業（東京都）
創業助成事業とは、都内で創業を予定している方もしくは創業後5年以内の中小企業の中で、一定の条件を満たす方が対象の助成金です。
助成対象期間としては、交付決定日から6か月以上2年以下で、助成限度額は上限額400万円になります。
助成率は経費の2/3以内ですが、経費として広告費や賃借料も認められるため、幅広く利用できるのが特徴です。
詳しくはこちらをご覧ください。
補助金の活用
次に、おすすめの補助金を3つ紹介します。
大阪起業家グローイングアップ事業（大阪府）
大阪起業家グローイングアップ事業とは、ビジネスプランコンテスト等を通じた有望起業家の発掘、補助金の支給、ビジネスプランから成長過程までの一貫したハンズオン支援を組み合わせることにより、創業者の着実な成長を支援します。
ビジネスコンテストの優勝者には、補助金として年間上限100万円、3ヶ月間の中小企業診断士等によるハンズオン支援が受けられます。
詳しくはこちらをご覧ください。
IT導入補助金
IT導入補助金とは、中小企業や小規模事業者が自社の課題やニーズに合ったITツールやサービスを導入した際に支給される補助金です。
POSレジシステムや経費精算システムなどの導入費用についても申請できます。2025年度の補助額は最大で3,000万円です。
補助率は、枠や費用によって1/2から4/5までの幅があります。
なお、交付申請には期間が決まっていますので、申請時は公式サイトなどをよく確認しましょう。
また、IT導入補助金の交付申請を完了し、事務局から交付決定のお知らせを受けた後にITツールやサービスを契約しないと交付が受けられませんので、ご注意ください。
詳しくはこちらをご覧ください。
事業再構築補助金
事業再構築補助金とは、新型コロナウイルスにより変化する経済状況の中で、中小企業等の事業再構築を支援する目的で発足した補助金です。
他の助成金と比べると予算が多いため、中小企業枠では補助額が100万円〜1億円と幅広く設定されています。
詳しくはこちらをご覧ください。
ネイルサロンを成功させるコツ・ポイント
ネイルサロンを成功させるためには、以下のコツやポイントを押さえておきましょう。
- 競合を調査し差別化する
- 清潔感のある店舗づくりを心がける
- 資格を持っておくと有利になる
- 予約システムを活用して業務負担を軽減する
競合を調査し差別化する
ネイルサロンは、競合が多い業態です。そのため、開業する際は周りの競合店舗をしっかりと調査し、差別化できる店舗づくりを行いましょう。
チェックするポイントとしては、価格やサービス、雰囲気などがあげられます。他にはない独自のメニューや雰囲気、付加価値のあるサービスを提供し、リピーターの獲得を目指しましょう。
また、SNSのフォロワー数や口コミを分析することで、その地域に求められている営業スタイルが見えてくることもあります。
清潔感のある店舗づくりを心がける
ネイルサロン（ネイリスト）は、お客様の爪（身体）に関わる繊細な職業です。施術スペースの消毒や換気ルール、タオル・器具の衛生管理などを徹底して行い、清潔感のある店舗づくりに努めましょう。
また、香りや照明などにもこだわって、お客様の居心地がより良くなるような工夫も大切です。
資格を持っておくと有利になる
上述したように、ネイルサロンを開業するにあたって必要な資格はありません。ただし、資格を持っておくことで信頼性が向上し、お客様が安心して来店できるようになるメリットがあります。
主な資格としては、ネイリスト技能検定やJNAジェルネイル技能検定などがあげられ、資格があることで価格のアップもしやすくなるでしょう。
予約システムを活用して業務負担を軽減する
予約システムを使うことで、予約の受付から顧客管理、決済まで幅広い業務を行えます。多くの業務を自動化できるようになるため、大幅な業務効率化が期待できるでしょう。
また、無料で導入できる特徴があるのも、開業してすぐのネイルサロンによって嬉しいポイントです。次の章でおすすめの予約システムを紹介するので、ぜひチェックしてみてください。
最新の予約管理システムを広範囲で比較し、費用をかけずにスタートしたい場合は無料の予約システムをご覧ください。
ネイルサロンにおすすめの予約システム・アプリ5選
最後に、ネイルサロンにおすすめの予約システム・アプリを5選紹介します。それぞれの料金や機能性など、以下の表で確認してみてください。
| アプリ名 | freee予約 | STORE予約 | Nailie | Select Type | RESERVA |
| イメージ |  |  |  |  |  |
| 初期費用 | 無料 | 無料 | 無料 | 無料 | 無料 |
| 月額利用料 | 0円〜3,980円 | 0円〜77,000円 | 0円 ※予約が入った場合に手数料が発生 | 0円〜11,000円 | 0円〜61,600円 |
| 決済機能 | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ |
| その他機能 | ・ネット決済機能 ・自動メール送信機能 ・顧客管理機能 ・スタッフの管理機能 ・売上管理機能 | ・アンケート機能 ・従業員管理機能 ・顧客管理機能 ・集客・販促機能 ・分析機能 ・システム連携機能 | ・オンライン決済 ・デザイン投稿機能 ・Instagramとの連携機能 ・メッセージ送信機能 ・売上管理機能 | ・顧客管理機能 ・会員システム機能 ・決済機能 ・LINE連携機能 | ・顧客管理機能 ・集客・販促機能 ・決済機能 ・外部サービス連携機能 ・セキュリティ対策機能 |
freee予約
| 初期費用 | 無料 |
| 月額利用料 | Starter：0円 Business：3,180円 または 3,980円 Shop：要お問い合わせ Company：要お問い合わせ ※年間契約の場合は月額利用料が安くなります。 |
| 無料機能 | ・予約受付機能 ・予約管理機能 ・ネット決済機能 ・メール自動送信機能 など |
| 有料機能 | ・顧客管理機能 ・売上管理機能 ・スタッフ管理機能 など |
| 問い合わせ方法 | お問い合わせフォーム |
freee予約は、スマホひとつで簡単に無料ではじめられる予約アプリです。ネット予約から、事前決済・予約管理・顧客管理・メール送信など、さまざまな機能がスマホアプリから利用できます。
また、自分だけの予約ページを誰でも簡単に作れるため、お店のブランディングもしやすいのが特徴です。無料プランでも無制限の予約受付やネット決済機能が利用できるため、開業したばかりで資金を抑えたいネイルサロンにも嬉しいでしょう。
個人店やスモールビジネス向けの予約アプリといえるので、気になる方はぜひチェックしてみてください。
STORE予約
| 初期費用 | 無料 |
| 月額利用料 | フリー：0円 スモール：9,790円 または 12,980円 チーム：19,690円 または 22,880円 ビジネス：28,600円 または 31,790円 エンタープライズ：66,000円 または 77,000円 ※年間契約の場合は月額利用料が安くなります。 |
| 無料機能 | ・決済機能 ・予約受付機能 ・顧客管理機能 など |
| 有料機能 | ・運用・管理機能 ・従業員管理機能 ・集客・販売促進機能 ・システム連携機能 など |
| 問い合わせ方法 | お問い合わせフォーム |
STORE予約は、数ある予約システムの中でも長い歴史を誇り、広く利用されている人気の予約アプリです。様々な業種で使える豊富な機能や、無料で気軽に導入できる点が人気の理由としてあげられます。
スタッフの指名予約やサブスク、回数券の設定ができる機能が揃っているのも、ネイルサロンにとって嬉しいポイントです。また、フリープランでも決済機能が利用できるため、システムの導入費用を安く抑えられます。
まずは無料で予約システムを導入したい場合や、小規模なサロンで使いたいという場合にも人気が高いです。
参考：LINEで無料の予約システムを！設定方法と連携できるおすすめツール6選を徹底比較
引用：STORE予約
Nailie（ネイリー）
| 初期費用 | 無料 |
| 月額利用料 | 0円 ※予約手数料30%が発生 |
| 主な機能 | ・オンライン決済 ・デザイン投稿機能 ・Instagramとの連携機能 ・メッセージ送信機能 ・売上管理機能 など |
| 問い合わせ方法 | 公式LINE |
Nailieは、ネイリストとお客様をつなぐネイルサロンに特化した予約アプリです。
SNSのような感覚でお客様が好きなネイリストを探すことができ、サロン単位ではなくネイリスト個人単位で集客ができます。いわば、ネイル版のInstagramとも捉えられるサービスです。
操作性はInstagramと似ていて、スマホひとつで手軽に使うことができます。また、導入費用や月額費用は完全無料で、手軽に導入しやすいのも大きなポイントです。
なお、予約が入った場合には、新規顧客の場合に手数料が30%発生します。リピート顧客の場合は0%であるため、利用料を抑えたい方にもおすすめです。
よりお客様とコミュニケーションを取りたい、自分の技術やデザインをもっとアピールしたい、ラクに予約管理をしたいという場合には、ぜひNailieを導入してみてください。
参考：ネイルサロンはインスタで集客するべき？理由やメリット、方法を徹底解説
引用：Nailie
Select Type（セレクトタイプ）
| 初期費用 | 無料 |
| 月額利用料 | フリー：0円 ベーシック：1,650円 プロフェッショナル：3,300円 プレミアム：11,000円 |
| 無料対応範囲 | 予約の受付可能件数：無制限 |
| 無料機能 | ・予約管理機能 ・決済機能 ・会員システム機能 など |
| 有料機能 | ・広告非表示機能 ・Googleカレンダー連携機能 ・メールマガジン配信機能 など |
| 問い合わせ方法 | お問い合わせフォーム |
Select Typeは、幅広い業種に適した機能やデザインを提供している予約アプリです。テンプレートを選択するとすべての機能が自動的にセットアップされるため、すぐに利用をスタートできます。
Select Typeの特徴は、回数や量の制限はあるものの、すべての機能が無料で使えることです。最も不便なく使えるプレミアムプランの料金も11,000円/月と、他に比べて高いコストパフォーマンスを誇っています。
そのほか、ホームページの作成やアンケート、会員限定システムを作成できるのも、Select Typeの特徴です。
引用：Select Type
RESERVA（リゼルバ）
| 初期費用 | 無料 |
| 月額利用料 | フリー：0円 ブルー：3,850円 または 5,500円 シルバー：6,600円 または 8,800円 ゴールド：13,200円 または 17,600円 エンタープライズ：23,100円 または30,800円 スイート：46,200円 または 61,600円 ※年間契約の場合は月額利用料が安くなります。 |
| 無料機能 | ・予約受付機能 ・予約管理機能 ・顧客管理機能 ・クーポン発行機能 ・LINE連携機能 |
| 有料機能 | ・回数券機能 ・会員機能 ・zoom連携機能 など |
| 問い合わせ方法 | お問い合わせフォーム |
RESERVAは、6つの料金プランがあり、規模や求める機能に合わせて柔軟にプランを選べることが特徴の予約アプリです。非常に豊富な機能が利用でき、小規模のネイルサロンはもちろん、大学や省庁などの機関でも導入されています。
フリープランでは、毎月50件の予約受付と250件までの顧客登録ができるため、小規模のネイルサロンは無料で十分に使えるでしょう。手数料はかかりますが、カード決済機能も使えるため、業務効率化にはぴったりです。
なお、予約件数の制限なしで、充実したサポートを受けたいという場合は、RESERVAの上位プランを検討してみましょう。
引用：RESERVA
まとめ
ネイルサロンを開業するには、コンセプトや開業方法を決めて、資金調達を行う必要があります。開業に必要な資格はありませんが、持っておくことで集客や信頼性向上など有利に働きます。
また、必要な費用は開業方法によって異なり、自宅での開業が最も安く抑えられるのが特徴です。フランチャイズなら経営ノウハウやブランド名の利用ができるため、はじめての開業も安心して行えるでしょう。
よくある質問
ネイルサロンの開業に必要な費用は？
ネイルサロンの開業に必要な費用は、開業方法によって異なります。
たとえば、自宅での開業であれば約60万円〜210万円、店舗での開業であれば約335万円〜1,610万円が必要になるでしょう。詳しくは、記事内「ネイルサロンの開業に必要な費用」をご覧ください。
ネイルサロンの開業をする方法は？
ネイルサロンの開業方法には、大きく分けて自宅、店舗、フランチャイズの3形態があります。
自宅は初期費用、運営コストを抑えられること、店舗であれば自分の理想を実現させやすいことがメリットです。詳しくは、記事内「ネイルサロンを開業する3つの方法・手段」をご覧ください。
ネイルサロンの開業にあわせてfreee予約を導入！
ネイルサロンを効率的に運営するには、予約システムを導入するのがおすすめです。
freee予約は無料で導入でき、決済システムや会計システムとの連携ができるため、より効率的な店舗経営を実現できます。
また、キャンセルを防止したり、集客しやすくなったりするメリットがあるのもポイントです。アプリから手軽に利用できるため、ぜひ詳細をチェックしてみてください。
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