「脱毛サロンで働きたいけれどどんな資格が必要なの？」「スキルアップをしたいから資格を取りたい」と考えている人もいるのではないでしょうか。
本記事では、脱毛サロンに関連するおすすめの資格を徹底的にご紹介します。難易度の低いものから高いものまでご紹介するので、自分にあった資格を勉強する参考にしてください。
脱毛サロンで働くために資格は必要なの？
美容脱毛を提供する脱毛サロンで働くために、かならずしも資格は必要ありません。
しかし、スキルアップをしたい・転職を考えている人は、民間の資格を持っておくことをおすすめします。
一方で、仮に医療脱毛を行う施設で働きたい場合は、医師や看護師などの国家資格が必要なため、注意が必要です。
脱毛サロンで資格を取るメリット
美容脱毛の脱毛サロンで、資格を取ることにはさまざまなメリットがあります。
例えば、
- サロンによっては特別手当がつき、給料アップを期待できる
- お客様から信頼してもらえる
- お客様からの質問に自信を持って答えられる
- 周りのスタッフから憧れられる存在になる
- 就職や転職時に役立つ
- 開業する場合でも、信頼度が上がる
などがあります。
特に転職・就活を考えている場合、自分のスキルを証明することができる資格を持っていると、有利に就職を進めることが可能です。即戦力になる知識を持っていることがアピールでき、同時に自力で学ぶ積極性も示せます。
将来のことを考えてスキルアップをしたい人・給料をあげたい人などは、脱毛サロンの資格習得を目指してみましょう。
脱毛サロンに関連するおすすめの資格8選
脱毛サロンに関する民間の資格は多々あり、どれを受ければいいのかわからず困っている人もいるのではないでしょうか。
以下では、脱毛サロンに関連するおすすめの資格8選をご紹介します。難易度や必要な知識、合格率などをチェックしながら受けたい資格を選んでみてはいかがでしょうか。
3級脱毛士
脱毛サロン関係の資格として難易度が低く初心者向けなものは、3級脱毛士です。3級脱毛士は、日本脱毛安全普及協会による資格で、試験がない点がポイントです。
3級脱毛士のための講座を受講することで、自動的に付与されます。参加条件がないので、脱毛サロンの勉強を始めたての人や、実技経験がない人におすすめです。
料金は6,200円で、テキストを含めると 10,000円です。講座は2時間で終わるので、時間がない人もチェックしてみてはいかがでしょうか。
2級認定脱毛士
3級脱毛士よりもより上位の資格を取りたい人は、2級認定脱毛士がおすすめです。2級認定脱毛士は、実務経験が6ヵ月以上の場合資格試験を受けることが可能です。
2級認定脱毛士は、90分の筆記試験を受け正答率が80%以上の場合、資格を取得できます。WEB検定なので、自宅や脱毛サロンなどで受験できます。
試験を受けるためにかかる料金は、6,000円ですが、毎年5,000円の更新料が必要です。
更新料を払う余裕がある人、試験を受けて自分の知識を試したい人におすすめですよ。
上級脱毛士
2級認定脱毛士よりもさらに上位の資格に、上級脱毛士があります。上級脱毛士は、実務経験24ヵ月以上あり、2級認定脱毛士試験に合格していることが受験要件です。
上級脱毛士は、筆記試験と実技試験があります。どちらもWEB上で受けられるため、家やサロンで受験可能です。
上級脱毛士の受験料は15,000円、また毎年の更新料として15,000円要求されます。2級認定脱毛士を持っていて、さらにスキルアップをしたいという人におすすめです。
CPE（認定電気脱毛士）（Certified Professional Electrologist）
CPEは、Certified Professional Electrologistの略で、日本語では「認定電気脱毛士」と呼ばれます。
米国電気脱毛協会（AEA）により推奨されている資格で、日本だけではなく世界で信頼されている資格のひとつです。
CPE認定資格の受験資格は、電気脱毛実務経験1年以上あり実務時間600時間以上あることが必要です。また、その上で、CPE予備試験(実技)に合格するとCPEの試験を受けられるようになります。受験資格が他の資格よりも厳しいため、その分信頼がおける資格として知られています。
試験の受験料は、11,000円となっています。
また、CEPの有効期間は5年であり、セミナーなどで決められたポイント以上の生涯教育を行わなければいけません。
取得も維持も難しい資格ですが、信頼性を重視する人はチェックしてみてはいかがでしょうか。
CRE（認定登録脱毛師）
CRE（認定登録脱毛師）は、日本脱毛技術研究学会による脱毛師としての資格です。前述した日本脱毛安全普及協会とは異なり、筆記試験・実技試験を対面で行う点が特徴です。
CREの筆記試験は誰でも受けることは可能ですが、実技試験は実務経験が1年以上あることが受験に必須の条件となっています。そのため、1年以上脱毛サロンで働いてスキルアップを考えている中級者以上におすすめの資格です。
日本脱毛技術研究学会の会員の場合、筆記試験の受験料は7,000円、実技試験の受験料は10,000円です。また、合格した場合、登録料として5,000円必要になります。
合格してからも学会の勉強会に継続的に参加しなければ、資格を維持することはできません。維持費も年間6,000円ほどかかるため、注意しておきましょう。
CREは、対面の実技形式でしっかりと脱毛サロンの技術をチェックしてもらいたい人におすすめの資格ですよ。
認定美容ライト脱毛エステティシャン
認定美容ライト脱毛エステティシャンは、日本エステティック振興協議会（JEPA）による脱毛に関する資格です。
美容ライト脱毛安全講習会・認定美容ライト脱毛技術者講習会に参加し、講習会後の試験に合格したうえで、エステに関する資格を保有することで認定美容ライト脱毛エステティシャンを名乗ることができるようになります。
講習会は、東京・福岡・大阪などで行われ、受験料は16,500円です。
脱毛・エステのどちらにも詳しいことを証明したい人に、おすすめの資格です。将来、エステ×脱毛のサロンを開業したい人にもおすすめの資格となっています。
認定脱毛セラピスト
認定脱毛セラピストは、日本エステティック評議会（JAC）が提供する民間資格です。
受験資格は、検定対策講座受講を受けることのみです。30〜50分程度の動画を8本視聴することで、受験資格が得られます。
認定脱毛セラピストの受験料は、30,000円であり、更新料は2年ごとに16,000円です。しかし、JACに入会することで、これらの費用が無料になるメリットがあります。JACの年会費は55,000円と少々お高いですが、JACサロン賠償責任保険がついてきます。
JAC資格には、上級認定脱毛セラピスト・JAC認定講師などの上位資格もあります。JACで徐々にスキルアップしたい人におすすめですよ。
美容脱毛士
美容脱毛士は、日本スパ・ウエルネス協会による資格です。
300時間以上のカリキュラムを履修後、脱毛カリキュラムを100時間相当履修した後に筆記試験を受けられます。その後半年の実技経験の後、実技試験を受けられるようになります。
美容脱毛士は、筆記試験・実技試験の2つの試験に合格しなければなりません。年に数回筆記・実技試験があるので、受けたいと思ったときに受けられる点がメリットです。
しっかりと長時間勉強したいという人におすすめの資格です。
脱毛サロンに関連する資格を取得してスキルアップを行おう
いかがでしたか？
本記事では、脱毛サロンに関連する資格についてご紹介しました。美容脱毛の場合、資格は必要ありませんが、スキルアップのためにも資格を取ることをおすすめします。
試験を受けずに講座だけを受けて資格を取りたい人は、3級脱毛士が適しています。上位の資格を取りたい人は、CPEのように海外でも使える資格を取ることも一案です。
本記事を参考に、脱毛サロンに関連する資格の中から、興味のある資格を選んで取ってみてはいかがでしょうか。
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