完全予約制とは?導入するメリットとデメリットまで完全解説

完全予約制とは その他

完全予約制という予約のとり方を採用する飲食店、サロン、病院などが増えております。
お店側としては、世の中の状況やお客様のニーズなどにあわせて、それぞれのお店にとって最適な予約予約のとり方を採用する必要がありますが、その中で完全予約制とは一体どういった予約方法なのでしょうか。
この記事では最近注目されつつある、完全予約制について解説いたします。また、完全予約制のメリット・デメリットについても解説しておりますので、ご参考になれば幸いです。

完全予約制とは?

事前に予約をとったお客様だけ受付するのが、予約制です。
その意味を強調するために完全予約制と呼ばれることもあります。
つまり完全予約制を採用した場合、予約をしていないお客様は受付もすることができません。

完全予約制とした場合、お店としては、飛び込みで急にお客様が入ってくることを防ぐことが可能です。まや、事前に時間やかかるコストをコントロールしやすくすることが可能となります。

サロンやクリニックなどで「決まった一人の人を指名してしっかり施術してもらいたい」、「コロナで不特定多数人がいる混んでいる場所に行きたくない」、といったお客様にも対応することができます。

お店視点の完全予約制のメリット

  1. お客様をお待たせせずスムーズに案内できる

完全予約制なのでお客様の来る時間、施術時間などを把握しやすいのでサロンやクリニック内の混雑を防げます。
コロナ禍において混雑を避けることは、クラスターの発生の抑止にもつながります。また、お客様をスムーズに案内できることでお客様の満足度上昇にもつながります。

  1. コストが読みやすい

完全予約制なので来店人数や施術内容が読みやすいので準備にかかるコスト、施術にかかるコストが読みやすくコストが余ったり足りなくなったりするのを防ぐことができます。
また来店人数が把握できるため、小規模の個人サロンやクリニック、飲食店などでも導入しやすいというメリットもあります。

  1. 終わりの時間が把握しやすい

完全予約制なので一日の施術人数や終わる時間を自由にコントロールできます。自分の都合に合わせた予定を組めるので時短勤務や子育て中にも対応できます。

お店視点の完全予約制のデメリット

  1. 1日にできるお客様の人数が限られる

完全予約制はかかるコストを想定できる反面、利益が想定を上回ることはなく、なかなかすぐには大きな利益につながりません。  

  1. 飛び込みのお客様のご来店が減る可能性がある

完全予約制なので予約のないお客様は受付することができません。それにより「予約するのが面倒で今から行きたい」、「急に予定が空いてしまい、時間があるので行きたかったサロンに行きたい」、といったニーズに答えることが難しくなります。

その他の予約のとり方

上記までで、完全予約制の解説をしてきましたが、ほかにも予約システムがいくつかありますのでご紹介します。

  1. 受付順番制 

予約システムの中で一番シンプルなもので、お客様からの予約はとらず、当日の受付の順番で施術を行う方法です。予約システムの運用費などのコストが削減される反面、ある一定の時間帯にお客様が集中してしまうとお客様の待ち時間が長くなり、スムーズに案内できません。また、いつ、どのくらいお客様が来るか予想できないので、混み合って待ち時間が長くなり、クレームが発生してしまうことがあります。

  1. 予約優先制

予約優先制とは、お客様から予約を受付けるかたわら、当日は予約なしの患者さんも受け入れる予約システムの一つです。そして、予約をしていたお客様はできる限り予約時間に施術を行い、予約をしていないお客様はその合間に受付順に施術を行うことになります。

  1. 時間帯予約制

時間帯予約制とは、基本的に予約優先制と似ていますが、かならずしも予約を優先させないという予約システムです。時間”帯”予約という言葉が表すように、10:00~10:30の予約というような予約の時間に幅をもたせ、合間に予約をしていないお客様を施術することによって、よりスムーズなクレームの起こりにくいものとなっています。

まとめ

いかがでしたか?今回解説した完全予約制の予約システムはコロナ禍に合った個人サロンなどでも運用しやすい予約システムでした。自分やお客様のニーズに合った予約システムを見つけて、運用してみてください!

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