ネイルサロン開業に失敗する前に読む話

業種別

ネイルサロン開業を目指して、日々ネイルの勉強に励んでいる人は多いはず。

しかし、ネイルサロンの5年以内の廃業率は90%以上と言われ、実際に技術を身につけてネイルサロンを開業しても、経営が立ち行かなくなり廃業するネイルサロンが多いのが現状です。

この記事ではネイルサロンの開業が失敗に至る原因について分析し、成功へ導くためのポイントを解説していきます。

失敗・廃業の理由

そもそも失敗・廃業となるということは、売上よりもコストが大きいことが要因です。
失敗しないようにするためには、売上を増やすか、コストを減らす必要があります。

逆に言うと、失敗する理由は、売上が少ないか、コストが大きいかになります。

売上が少ない理由

売上が少ない理由には大きく分けて以下のような理由があります。

  1. 新規の集客が少ない
  2. リピート率が低くて、リピーターの来店が少ない
  3. 1施術あたりの単価が低い

新規の集客が少ない

新規集客が少ない理由には多くの理由が考えられますが、最も根本の原因は顧客ターゲット層が明確に決まっていないか、顧客ターゲット層に適切にサロンの情報が届いていないことです。

個人で開業するネイルサロンでは、広く浅くでは集客は難しいです。

ターゲット層を具体的に明確化し、その方々に適切に店舗の情報が届くような発信方法を気をつけましょう。ターゲット層には具体的には以下のようなものがあります。

  • 地元の〇駅〜〇駅に住む、30~50代の主婦
  • 爪の〇〇に悩む、〇県近辺の女性
  • 普段日中は働いている〇〇市の働く女性
  • 安くて質の良いネイルサロンを探す20代の女性

それぞれのターゲットにより、この後述べる単価も変わってきますし、ターゲットへ店舗の情報が届くような発信方法も変わってまいります。

お客様のニッチな課題を解決するサロンは、当然近隣住民だけでは集客できないことも多いので、SNSやインターネット、SEOを活用する方がいいでしょう。

特に大きな特徴を見出せないサロンであれば、地元の方々に愛されるようなサロン経営や集客方法を頼るべきと言えます。そのためSNSのような手段よりも良い手段があるかもしれません。

できるだけ多くのお客様にサロンの存在を知ってもらえるように、開業前から積極的に宣伝広告を行いましょう。

管理会社の許可が得られるなら、ベランダや建物の前に看板を設置する。それだけで認知度はかなり変わってきます。もしアクセスが悪い場合は、ホームページやSNSに駅からの道のりや所要時間、目印などをわかりやすく記載しておきましょう。

SNSを使った集客も一般的になりつつありますが、更新頻度が少なくユーザーの目に触れる機会が少ない・写真の写りが悪くデザインの良さが伝わらないということもあります。集客につながらなければ、無駄な労力と時間を消費するだけになってしまいます。

▼関連記事▼

リピート率が低くて、リピーターの来店が少ない

ある程度新規顧客が集客できたら、次はリピーターになってもらうための工夫が必要です。

リピート率が低いということは、サービスに対する満足度が低いということ。まずは満足度を下げている原因を追求して改善に努めます。小規模のサロンの場合、新規の集客をどんどんしていくことよりも、リピーターの方をじわじわ増やしていき、安定的な集客を増やしていくことの方が一般的な集客の方向性となります。

リピート率が低いと、せっかく新規の集客に成功したお客様の継続的な来店が望めず、1名の集客の価値が大幅に下がってしまうことにつながります。

以下の記事で、サロン向けのリピーターを増やすためのポイント解説しているので、気になる方は是非見てみてください。

1施術あたりの単価が低い

当然ネイルサロンにおいて1施術あたりの単価が低い場合、売上を増やしていくのは至難の業になります。

単価8千円の施術を行い、人件費や原価が6千円の場合、残るお金は2千円です。
これが1万円だった場合、残るお金は4千円になります。

8千円→1万円で、売上面では25%UPですが、利益に注目すると2千円→4千円になり、利益は100%UPとなります。

サロン運営においては、利益がいくら残るかは非常に重要です。

長く店舗を運営するにあたって、銀行や信用金庫などからまとまった金額を融資してもらい、その現金があることで精神的にも経営的にも安定することはよくあります。

この銀行の融資でも非常に重要視されるのが利益です。
なぜなら銀行からすると、利益が出ていて初めて返済されると考えるため、利益が出ていないサロンには貸しにくいのです。

以下の記事にも、具体的に解説をさせていただいておりますが、値下げはしやすいですが、値上げはしづらいのがビジネスの常ですので、ある程度稼げるサロンにしたい!と思ったら最初の値付けは非常に重要です。

コストをしっかりコントロールしよう

開業後は毎月一定のコストがかかるため、最初にどれくらいのコストがかかりどれくらいの売り上げが必要になるのかを計算しておかなければなりません。

しかし、経営についての知識が足りていないと、コストの計算すらも難しくなってしまいます。いくら目標を立てても達成できず経営が軌道に乗らないということも起こり得ます。

経営と聞くと難しく考えてしまいがちですが、簡単にいえば「お金のやりくり」です。

先述した通り、ネイルサロンを維持するために毎月どれくらいのコストがかかり、どれくらいの売上が必要になるのかを数値化する必要があります。すでにネイルサロンの経営をしている人から話を聞く、経営に関するセミナーを受講するなどの方法で、経営に関する知識をつけましょう。

開業する前から細かくお金の動きを記録するようしておき、お金の動きを把握することをしっかりと癖づけておきましょう。

売上は非常に重要な要素の一つではありますが、まずは利益が残りやすい低コストで運営できる下地を作ることが非常に重要です。

自宅ネイルサロンも一つの選択肢

自宅でのネイルサロン開業は、物件取得費(賃貸料)が必要ないので、経済的負担が軽減されます。

街中のネイルサロンの場合、人々の集まる駅周辺などの立地を選ぶことが可能ですが、自宅での開業ではその選択肢は基本的にはありません。

また、アパートやマンションの一室で事業を始める場合、まず最初に店舗の存在を知ってもらうことが重要です。自宅ベースのネイルサロンはアクセスの難しさや認知度の低さから、顧客獲得に困難を感じることがあります。

自宅ベースのネイルサロンでは、内装に力を入れたとしても、生活の雰囲気が出てしまうことが一般的です。建物の規定による制限がある場合もあり、ネイルサロン特有の楽しく興奮させる雰囲気を作り出せないと、失敗の原因となり得ます。

さらに、狭いスペースで香りが気になる方も多いかもしれません。

たとえ自宅ベースのネイルサロンであっても、多くの顧客はネイルサロンに特別感を期待します。そのため、なるべく生活感を感じさせないようにすることが大切です。

例えば、施術スペースから部屋全体が見えてしまう場合は仕切りを設ける、生活臭が気になる場合は定期的に換気を行い、香りを改善するなどの配慮が必要です。インテリアや小物に工夫を凝らすことで、自宅型サロン特有の魅力を強調しましょう。

まとめ

最終的に、ネイルサロンを成功させるための重要なポイントを説明します。それは、「コストと売上を見積もり、実行可能な計画を策定すること」です。詳しく言うと、コストを超える売上を保証するために、メニューの価格を設定し、目指す顧客数の目標を定めることです。

雇用されて働くネイリストと自己開業のネイリストでは、役割が全く異なり、後者は経営者として、顧客を継続的に獲得するために様々な努力が必要です。顧客数×一人当たりの売上で店舗の売上が決まるため、少なくとも月々の経常費用を上回る目標を設定しなければ、ビジネスは成立しません。

しかしながら、困難ではあるものの、自分自身が考えたオリジナルのデザインがお客様に気に入られたり、リピーターとなってもらえた時の喜びは、雇われて働くネイリスト以上の達成感につながります。

突然「経営」を求められても、どこから始めれば良いかわからないという方は、独立開業について学習できるネイルスクールに通うことも一つの選択肢です。 自己開業を目指す皆さんは、売上目標と獲得顧客数の目標を明確に設定し、開業に向けての準備を進めていきましょう。

個人サロンの予約システムはtolがおすすめ

http://tolapplink.page.link/tolmagazine

最後に弊社サービスのtol(トル)のご案内をさせてください。

tolはスマートフォン1つでネット予約を導入できるとても簡単な予約システムです。また予約情報に紐づいた形で顧客情報も管理することができます。

多くの個人のネイルサロン様に活用をいただいており、是非開業した際はtolでネット予約を始めてみてください!

この記事を書いた人
tol magazine

本格的な予約用のWebページが誰でも無料でかんたんに作成できるスマホアプリ『tol(トル)』制作チームが、予約に関する役立つ情報を発信しています♫

tol magazineをフォローする
業種別
tol magazineをフォローする
tol magazine

コメント

タイトルとURLをコピーしました