自社サロンを他社と差別化するには?ポイントを解説!

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最近では大手やチェーンなどと関係なくサロンの開業件数が増えています。理由は自宅の1室などから個人サロンを始められるなど手軽にサロンを開業できる環境が整ってきているからです。そんなたくさんのサロンが世の中に溢れている中で、他社のサロンと自社のサロンをどうしたら差別化できるのか?どうしたら自社のサロンを成功させることができるのか?今回はそのポイントについて解説していきます。

サロン成功のカギを握る3つのステップ

まずオープンしたサロンを成功させるためにしっかりとお店自体と向き合わなければなりません。

そのために今回はその成功のカギを握る3つのステップについて解説します。

お客様のニーズを把握する

サロンを成功させるためにお客様が一体何を求めているのか、どのようなことを求めているのかをしっかりと調査します。

お客様のニーズと自分自身がやりたい事に相違が出てしまうと、サロン成功にはつながりません。

またニーズにもたくさんの種類や幅があります。また年代や性別などによっても変わってきます。

自分自身がどのようなお客様をターゲットにしたいかなどよく考え、かつお客様がどのようなタイプか見極めつつニーズをしっかりと理解することが大切です。

例えば

  • ターゲット:20代から30代のOLさん
  • ニーズ:時間がない中で肌の管理を行いたい、早めの肌対策をしたい、流行を抑えつつ落ち着いた髪色にしたい、メイクが時短できる施術がしたい

などです。

たくさんのニーズの中からどのニーズに対応するか明確にする

お客様のニーズをしっかりと調査した後は、そのたくさんのニーズの中からどのニーズに応えていくかを決めていきます

しっかりとターゲットに合わせたニーズに照準を合わせることで、お店としての方針もぶれることなく一定水準のサービスをお客様に提供することができます。

特定のニーズに確実に応えられることで、それがお店の強みにもなります。

例えば比較的若い女性の肌悩みを解決したいと言うニーズに対して肌にあまり刺激を与えないオーガニック化粧品を使った施術を主に行なっていき、対応するということです。

たくさんのサロンの中で自分のサロンはどのようなポジションに位置させるか考える

自社のサロンの施術内容の方向性がしっかりと決まった後は、自社サロンが、たくさんあるサロンの中でどのようなポジションに位置させていくのかと言うことを考えます。

具体的には高価格帯であるのか低価格帯であるのか、施術の人数の規模感やメニューの豊富さ細かさなどです。

しっかりと自分自身のサロンの特徴を把握した上でポジショニングを決めていきましょう。

サロンが適切なポジショニングであればあるほど自社分析がしっかりとできていてサロン成功につながります。

他社サロンと差別化するためにやってはいけないこと

自社サロンを他社サロンと差別化するためにやってはいけないこととして、価格を下げることが挙げられます。

一見、周りのサロンより価格設定を低めにすることでお客様は集まって来やすいと思われがちです。

しかし、価格を安くしてしまうと客単価が下がってしまい、運営費等と見合わず売り上げが赤字になってしまったり、安いと言うだけで来てしまったお客様が一度きりのお客様になってしまいリピーターにつながらなかったりとあまり大きなメリットはありません。

オープン記念のみ、価格を安くするという方法もありますが、安い期間と通常の期間に差がありすぎると、リピート率も低くなってしまうので工夫が必要です。

その場合は施術メニュー自体の価格を下げるのではなく次回のクーポンをつけてみたり施術に対して付加価値を高めることをお勧めします。

他社サロンと自社サロンを差別化するためのポイント

最後に他社サロンと自社サロンを差別化するためにどんなことをしたら良いのかどんなことが効果的なのか解説していきます。

サロンのコンセプトをはっきりとさせる

これは開業準備の際にもとても大切なことであり、他社サロンと自社サロンを差別化するだけではなく、自社サロンの特徴や強みをはっきりと明確にしていく方法でもあります。

具体的には、どんな場所でどのような機器を使って誰をターゲットにどのようなメニューを施術する、お客様にどのような気持ちになってもらいたいかなどを明確に決めていきます。

例えば自宅の1室を使ったプライベートサロンでオーガニックな化粧品を使ったスペシャルケアを行い、ターゲットは20代から40代の幅広い年齢の女性であり、サロンに来ていただくことで非日常な特別な時間を過ごしてもらう、などです。

サロンのコンセプトをしっかりと決めることで来店していただくお客様にもお店のイメージがわかりやすく集客にもつながります。

自社サロンの強みとなるメニューを決める

サロンを開業する上で施術するメニューは1つだけではないと思います。

しかし数あるメニューの中から、このメニューは特に自信がある、ぜひこのメニューをお客様に体験していただきたい、といったものを決めることで、そのメニューを軸に集客をすることができます。

1つ何かに特化したメニューを打ち出していくことでお客様がお店探しをする時などにわかりやすくかつ一定、特定のニーズに応えることができます

例えばまつげパーマに特化したサロン、ネイルの中でもパラジェルの専門店やヘアカラーに特化した美容室などです。

あえてメニューを絞り他にはないサロンを目指していくことで他社のサロンとの差別化が測れます。

自社サロン独自のメニューを作る

これは強みとなるメニューを決めることと類似しているのですが、自社のサロンにしかないメニューを作ったり、小規模なサロンだからこそできるような対応をするなどして他社のサロンとの差別化を図ることができます。

例えばあまり日本に出回ってない海外の化粧品を使ったメニューを用意したり、異なる分野の施術が一度に出来るようなメニューを作ったりなどです。

またお客様それぞれに対応したメニューをその都度考えると言うのも1つの手です。

サロンの規模や価格帯等と照らし合わせながらそれぞれのサロンに合った工夫をしていくことが大切です。

まとめ

いかがでしたか?

今回は他社サロンと自社サロンを差別化するためにはどのようなことをしたらいいのか解説しました。

自分のサロンの特徴や強みなどを知り、そこを伸ばしていくことで唯一無二の素敵なサロンになっていきます。

この記事がサロンをオープンしたけどいまいち伸び悩んでいるという方やサロンをオープンしたいと思っている方の少しでもお役に立てたら嬉しいです。

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