スマートフォンが普及した今、お店やサロンの予約をインターネット上で済ませる方が多くなってきました。同時に店舗オーナー様向けのさまざまなネット予約アプリやシステムが登場しています。しかし複数のサービスを使いこなすは大変ですよね。そこで活用したいのがGoogleマイビジネスで提供されている「Googleで予約」です。既存の予約アプリやシステムとも連携が可能なので、ぜひ使い方を覚えておきましょう。
「Googleで予約」を使うには？
「Googleで予約」の機能を店舗オーナーさんが利用するためには、まず「Googleマイビジネス」に登録する必要があります。
GoogleマイビジネスGoogleが提供するビジネス向け無料サービスです。
Googleマイビジネスに登録することによって、自分自身のお店の情報を、Google検索の結果画面や、Googleマップ上において公開・管理できるようになります。
最近では行きたいお店を探すためにGoogleのサービスを利用するお客さまが増えているため、集客につなげるためにも必ず登録しておきたいサービスです。
※現在GoogleマイビジネスはGoogleビジネスプロフィールに名称変更されています。
Googleマイビジネスについてはこちらの記事にて詳しく解説していますのでぜひご覧ください！
「Googleで予約」はどんな機能？
「Googleで予約」では、Google以外の予約アプリやシステムと連携して予約情報を一元管理することができます！
この予約機能は、さまざまな種類のお店・サービスの予約に対応しています。
例えば美容室やレストランの来店予約はもちろん、お客様が検索した場所やお店の付近で開催されるアクティビティーやイベントのチケット、ヨガやパーソナルトレーニングのレッスン予約などにも利用可能です。
また「Googleで予約」を利用することで、Google検索、Googleマップ、GoogleアシスタントなどのGoogleが提供しているサービス経由の予約をまとめて管理することが可能になります。
設定によってはGoogleカレンダーやGmailなどで予約の通知を受け取ることもでき、大変便利な機能となっています。
「Googleで予約」を使うメリット
Googleマイビジネスの予約機能を導入することで得られるメリットについて紹介します。
予約管理の効率化
「Googleで予約」を導入するメリットとして、予約の管理がしやすいということが挙げられます。
先述したように、Googleマイビジネスから設定を行うだけでGoogleが提供しているサービス内で受けた予約を一括で管理することができます。
予約管理を効率化することでお客様の対応に集中できますし、また予約の重複や漏れがなくなるのでスムーズにお店を運営することができます。
お客様の集客につながる
「Googleで予約」を導入するメリットとして、お店の集客につながるということがあげられます。
Googleのアカウントを持っている客様が「Googleで予約」を利用して予約を行う場合、氏名や連絡先といった情報の入力を省くことができます。
予約する際に必要最低限の操作だけで予約できると、お客様の予約率も上がり、結果としてお店やサロンの集客率アップにつながります！
「Googleで予約」を使うデメリット
「Googleで予約」を使うデメリットとして、Googleが認証し提携している予約アプリやサービスでないと利用できない点が挙げられます。
また業種や地域によっては、予約機能に対応できない場合もありますので事前に確認することをお勧めします。
現在「Googleで予約」に対応しているアプリ・サービスは、以下のページから確認可能です！
⇒「Googleで予約」との連携が可能なアプリ・サービスの一覧
ただし、現在契約している予約アプリやサービスがGoogleと提携していない……という場合でも、近日対応予定というケースもあります。その場合、予約アプリやサービスの運営会社に問い合わせをしてみるのがおすすめです！
「Googleで予約」の設定方法
予約機能を有効にする手順
- まずパソコンでGoogleマイビジネスにログインします。ここでは個人アカウントではなく、お店用のGoogleアカウントでログインしましょう。
- 次にメニューから「予約」と言うボタンをクリックします。もしこの「予約」と言うボタンが表示されない場合は、お店の業種や地域が「Googleで予約」に対応していない可能性があります。
- 次にプロバイダ＝利用中の予約アプリ・システムのアカウントと、Googleアカウントの連携を行います。
- 紐付けを行った後は、1週間以内にお店のGoogleマイビジネスアカウントと利用中の予約システム・アプリのアカウントが自動的にリンクされるようになります。リンクが完了すると、Google経由でお客様が予約ができるようになります。
予約機能を無効にしたいときは
もし「Googleで予約」を無効にしたい場合は、自分が使っている予約アプリやシステムに直接連絡を行い、連携を解除してもらいましょう。
またお店自体を休業する場合は、Googleマイビジネスの情報ページから「Google上でこのビジネスを休業または営業する」というボタンを操作すると、休業マークがGoogleのお店のページに表示され、予約を一時停止することが可能です！
まとめ
いかがでしたか？
今回は「Googleで予約」のポイントと利用方法について解説しました。
一見、設定がめんどくさそうだったり、「有料なのでは？」思われてしまいがちな「Googleで予約」ですが、実は無料かつ簡単な設定で利用することが可能です。集客率のアップにもつながるので、可能であればぜひ設定しておくようにしましょう。
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