最新エステ機器を導入!リース契約のメリット・デメリット

リース契約のメリット・デメリット おすすめ

リース契約は、エステサロンにおいて機器導入に適した契約体系だといわれています。減価償却や事務手続きが不要で、ニーズに合った機器や最新機器を導入可能で、月々のコストも均一化でき、初期費用の負担も少ないです。
ただし、契約満了後に返却や再契約が必要ですし、総支払い額も一括購入と比較すると、高くなりがちです。再リース料も条件によりますので、ご検討されている方は、本記事を確認いただき参考になれば幸いです。

以下の動画でも詳しく解説しています!

最新エステ機器を導入!リース契約のメリット・デメリット【サロン必見】

リース契約とは?

エステ機器は高額な費用がかかりますが、現金一括購入すれば一回の支払いですむため、不要になった場合には売却も可能です。

しかし、現金一括購入には手元の現金が一度に大きく減ってしまったり、キャッシュフローが悪くなったりするデメリットもあります。

さらに、毎年の固定資産税や保険料、保守点検費用、修理費用などが発生するため、結局はランニングコストがかかってしまうことが多いです。

一方で、クレジット支払いやリース・レンタルの契約では、初期費用を抑えられ、ランニングコストをほぼ一定に保てるという利点があります。

サロン経営にはさまざまなリスクがつきものであり、現金が必要になるシーンが少なくないため、現金一括購入以外の支払い方法を検討することが望ましいです。

リース契約とは、必要な機械を自分で買わずに、リース会社が買ってくれて、毎月一定料金を支払うことで借りることができる契約のことです。

似たようなものにレンタルというのがあります。
リースとレンタルは、物品を借りる方法の違いとなっております。。
リースでは、自分が選んだものをリース会社が買ってくれて、長期間借りることができます。
しかし、レンタルは、レンタル会社がもともと持っているものを借りる代わりに、原則いつでも返すことができます。

リースは、中途解約が難しく、修繕も自分がすることが多いですが、レンタルは、修繕はレンタル会社がやってくれることが多いです。

また料金に関しても、リース契約は長期間使用を前提に、レンタルと比較すると月額料金が安くなることが多いです。
その分、レンタルは短期間使用が多く、料金も高くなります。

リースとレンタルは、共に対象物の所有権がリース会社かレンタル会社に帰属します。

リース契約は、長期間にわたり必要な機械等を借りることができ、月額料金が安くなるという利点があります。

一方で、レンタル契約は短期間であり、対象物を自分で選ぶ自由度は高くありません。

また、リース・レンタルのほかに、割賦というものがあります。
割賦契約は分割払いで対象物を購入することができますが、所有権は信販会社に帰属します。契約期間も異なりますが、リースは長期間、レンタルは短期間、割賦は概ね5年程度となっています。

リース契約のメリット

エステサロンのリース契約での機器導入にはメリットが多くあります。

リース契約のメリットとして以下のような点が挙げられます。
他の選択肢(直接購入やレンタル)と比較して、リースが最適かどうかを考えてみてください。

  • 減価償却が不要で、事務手続きが簡素化される
  • 借り入れ困難な場合でもニーズに合った機器や最新機器を導入可能
  • 月々のコストを均一化でき、初期費用の負担が少なく、費用を一定に保てる
  • リース料率には固定資産税・金利手数料が加味されている
  • 初期費用が安い
  • 設備の入れ替えが簡単で、最新機器への導入もできる
  • 費用の平準化が可能

他の選択肢(直接購入やレンタル)と比較して、リースが最適かどうかを考えてみてください。

減価償却が不要で、事務手続きが簡素化される

減価償却とは、資産(機器など)を長期間にわたって使用し、その使用寿命が経過したために減少した価値を減価償却費として貸借対照表や損益計算書に計上することを指します。

エステサロンが機器を購入する場合、購入費用を一定期間に分けて減価償却費として計上する必要があります。しかし、リース契約で機器を導入する場合、機器の所有者はリース会社になるため、サロン側は減価償却費を計上する必要はありません。

また、リース契約をする場合、リース会社が契約に必要な事務手続きを行うため、サロン側は事務手続きが簡素化されます。これらのメリットにより、サロン側は財務的にも管理的にも簡単に機器の導入ができるのは、エステサロンにとって大きなメリットとなります。

借り入れ困難な場合でもニーズに合った機器や最新機器を導入可能

リース契約をすることで、エステサロンが資金を確保するのが困難な場合でも、ニーズに合った機器や最新機器を導入可能です。

リース契約をする場合、リース会社が機器を購入し、それをサロンに貸与する形態となります。そのため、サロンは機器の購入費用を支払う必要がなく、リース料を支払うだけで機器を使用することができます。

これにより、サロンが資金を確保するのが困難な場合でも、ニーズに合った機器や最新機器を導入することができるため、リース契約はエステサロンにとって有利な形態といえます。

月々のコストを均一化でき、初期費用の負担が少なく、費用を一定に保てる

エステサロンが機器を購入する場合、購入費用が一定の期間に分かれて支払われるため、費用が一定に保てません。また、初期費用の負担も大きいため、資金繰りに支障をきたしかねます。

しかし、リース契約をする場合、リース料は月々定額で支払われるため、サロン側は月々のコストを均一化できます。それに加えて、リース料には保守・保険料やメンテナンス費用も含まれているため、初期費用の負担が少なく、費用を一定に保てるのが特徴です。

これらのメリットにより、エステサロンは資金繰りに支障をきたすことなく、ニーズに合った機器を導入し、月々のコストを均一化することができるため、リース契約はエステサロンにとって有利な形態です。

リース料率には固定資産税・金利手数料が加味されている

リース料率には、リース会社が支払う固定資産税や金利手数料が含まれています。

固定資産税は、固定資産(建物や機械など)を所有している場合に課せられる税金で、リース会社が所有する機器にかかる税金です。この税金は、リース料率に加味されて計算されるため、サロン側は直接支払う必要がありません。

金利手数料は、リース会社が機器を購入するために借り入れる際に支払う利息です。この利息も、リース料率に加味されて計算されるため、サロン側は直接支払う必要がありません。

これらの税金や利息がリース料率に加味されているため、サロン側は直接支払う必要がなく、リース料率が定額になっているのが特徴です。これにより、サロン側は予算の立てや管理が容易になるというメリットがあります。

初期費用が安い

もしあなたがエステ機器を直接購入するなら、その代金を一気に支払う必要があります。しかし、リースすれば、リース会社が代わって購入し、初期費用をかなり減らすことができます。

設備の入れ替えが簡単で、最新機器への導入もできる

機械設備は時間の経過とともに新しい機能が追加されるため、古くなってしまいます。しかし、リース契約を利用すれば、常に最新の機器を使用することができます。

費用の平準化が可能

リース契約を利用することで、費用を長期間に分割し、月々の定額支払いとなるため、費用の平準化ができます。一括で高額な費用を支払う必要がなくなり、予算の計画を立てやすくなります。

リース契約のデメリット

エステサロンのリース契約での機器導入にも当然デメリットがあります。

リース契約のデメリットとして以下のような点が挙げられます。

  • 自サロンの資産として残らない
  • 契約満了後は返却または再契約による延長が必要
  • 再リース料は条件によって異なり、継続する際には慎重に検討が必要
  • 最終的にかかる金額は一括購入よりも割高になりがち
  • 中途解約しづらく、解約金が発生する可能性がある

自サロンの資産として残らない

リース契約は、リース会社が機器を購入し、サロンがその機器を使用するために月々のリース料を支払う形態です。そのため、サロンは機器を所有することができません。契約期間が終了した場合には、リース会社に機器を返却するか、再契約によってリースを延長することになります。

このため、サロンは機器を長期にわたって使用することができないため、自分たちの資産として残らないことがデメリットになります。

当然機器を売却するようなことも出来ません。

契約満了後は返却または再契約による延長が必要

リース契約は、契約期間が決められており、その期間が終了した場合には、リース会社に機器を返却するか、再契約によってリースを延長することになります。

そのため、サロンが使用していた機器を長期にわたって使用することができなくなり、新たな機器を導入するために費用をかける必要があるというデメリットになります。また、新しい機器に変更する際には、再度の費用や手続きが発生します。

再契約によってリースを延長する場合には、新たな契約条件や料金などが発生するため、サロンは契約内容を慎重に検討し、費用面やニーズなどを考慮した上で決定する必要があります。

これらのデメリットは、サロンにとっては、長期的な視点から資産運用や費用面を考慮した上でリース契約をするかどうかを決める上で重要な視点となります。

再リース料は条件によって異なり、継続する際には慎重に検討が必要

リース契約が終了した場合に、再度リースをする際に新たな料金や条件が発生するため、費用面やニーズに合った選択をするために慎重な検討が必要になります。
再リース契約は一般的に1年契約となっており、契約期間が終了した場合には、再リース料を支払い、機器を使用することができます。しかし、再リース料は条件によって異なります。例えば、機器の使用状態やメンテナンスの必要度によっては、料金が変わったり、条件が変更される可能性があります。

これにより、再リースをする際には、機器の使用状態やメンテナンスの必要度などを考慮し、契約条件や料金を比較し、費用面やニーズに合った選択をするために慎重な検討が必要になります。

最終的にかかる金額は一括購入よりも割高になりがち

リース契約をする場合には月々のリース料を支払う必要がありますが、それに対して一括購入をする場合には一度だけ購入費用を支払うことになります。

その為、長期的に見て最終的にかかる金額は一括購入の場合よりも、リース契約の場合の方が割高になりがちです。

ただし、リース契約によっては、月々のリース料に保守・保険料やメンテナンス費用も含まれているため、一括購入の場合には追加で費用がかかることがある点も考慮する必要があります。

エステサロンにとっての視点で言うと、リース契約をすることで月々のコストを均一化できるため、予算管理がしやすくなります。
また、リース契約をすることで、一括購入では負担できないような高額な機器も手軽に導入できるため、新しい施術を提供したり、設備を更新したりすることができます。
しかし、長期的に見ると一括購入よりも割高になりがちのため、費用面を考慮した上でリース契約をするかどうかを決める必要があります。

どんなサロンがリース契約に向いている?

リース契約に向いているエステサロンは、以下のような特徴を持つと考えられます。

  1. 設備を更新したいが、一括購入では負担が大きい場合。
  2. 新しい施術を提供したいが、費用がかかるため導入が困難な場合。
  3. 月々の予算を均一化したいため、一括購入よりもリース契約を選ぶ場合。
  4. クレジットや借り入れでの支払いによる金利変動の影響を受けたくない場合。
  5. スタッフによる保守管理ができる能力を持つ場合。
  6. 資本金が少なく、一括購入よりもリース契約の方が経営的にも負担が少ない場合。

ただし、リース契約は最終的にかかる金額は一括購入よりも割高になりがち、中途解約しづらいこともデメリットとなります。また、再リース料は条件によって異なり、継続する際には慎重に検討が必要です。

契約をするかどうかは、自身の事業の状況や財政状況を考慮した上で、リース契約が最も適している選択肢かどうかを決める必要があります。また、リース契約をする場合は、契約条件や費用についてきちんと調べ、理解することが大切です。

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