アイリストになるために必要な資格とは?

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コロナ禍により、マスクの着用が増えた今、目元のケアや美容への関心が高まっています。そんな目元のケアと美容に特化したスペシャリストのことを、アイリストと呼びます。昨今はまつ毛エクステだけではなく、まつ毛パーマなどさまざまな施術があり、それに対応できるアイリストの需要が高まっています。そんなアイリストになるには、特別な資格などは必要あるのでしょうか?今回はアイリストになるために必要な資格や役立つ資格などについて解説します!

アイリストとは?

アイリストとは、主にまつ毛エクステンション(まつエク)やまつ毛パーマなどの施術を行う美容のプロフェッショナルのことを指します。

お客様の希望をもとに、お客様のまつ毛や目元に合わせた最適な施術を行います。

アイリストの業務として代表的なものを以下でご紹介します。

  • まつ毛エクステンション:人工のまつ毛をお客様のまつ毛1本1本に専用のグルーを使ってつける施術です。
  • まつ毛パーマ:お客様のまつ毛に専用のパーマ液でパーマをかける施術です。
  • アイシャンプー:普段のメイク落としでは落としきれないメイクの汚れなどをしっかりと落とす施術です。
  • アイトリートメント:まつ毛のケアや補強を行い、健やかなまつ毛にする施術です。

アイリストになるために必要な資格はある?

アイリストになるには、美容師免許が必須です

プロとして目元や粘膜に近い場所の施術を行う以上、専門的な知識や技術が必要になります。

以前は、資格がなくてもアイリストになれましたが、資格を持たずに施術をしたことで、トラブルが多発し、病院での診療を必要とする事案も発生しました。

そのため現在では、お客さんの目の付近で施術を行うため、安全で高いレベルのスキルを習得し、施術を行う必要があるとされ、美容師免許の取得が義務付けられています。

美容師免許を取得するには?

美容師免許を取得するためには、美容学校に2年以上通った後、美容師国家資格を受けて合格しなければいけません。それぞれ詳しく解説します。

美容学校に通う

美容学校に通う方法としては、以下の方法があります。

  • 通学課程(昼間)
  • 通学課程(夜間)
  • 通信課程

以下では、それぞれの特徴とメリット、デメリットについて解説します。

通学課程(昼間)

昼間の通学過程は、専門学校として最も一般的な形態です。

日中に学校に通い、授業を受けます。一般的な学校のスケジュールに基づいて通学日や休日が定められています。

メリットは、定期的に対面での授業があるため、わからないことなどがあった際に直接教師の方に聞くことができます。また、同級生との交流も盛んなため、学習のモチベーションを保ちやすいです。

デメリットとしては、働きながら通いたい人や、家庭内にケアを必要をする人のお世話などをしなければならない人は、定期的に学校に通うのが難しい場合があります。また、通学に際して、学費だけでなく、交通費や生活費もかかってしまうため、金銭的にも余裕が必要です。

通学課程(夜間)

夜間の通学過程は、仕事や他の理由により、昼間に学校に通えない人向けに、夜間に授業を提供する携帯です。

メリットとしては、仕事などを続けながら学校に通えるため、仕事の時間と学習の時間でメリハリをつけて通うことができます。また、夜間に通学する学生は、昼間とは異なる生徒層から構成されることが多いです。これにより異なるバックグラウンドを持つ同級生と交流し、多様な視点を得ることが可能です。

デメリットとしては、夜間の授業が21時以降まで行われることが多く、日々の生活リズムが乱れてしまう可能性があげられます。体力面や、仕事との両立が難しい場合もあります。

通信課程

通信過程は、主にオンラインで授業を受けながら、必要な授業のみ対面で行う形態です。学校が近くにない人や、働きながら学びたいという人に向いています。

メリットは、オンラインで受けることができるため、時間や場所に制限されず授業を受けることができる点です。好きな場所や時間に授業を受けることができるため、仕事や家庭との両立が可能です。

デメリットとしては、対面での交流が少ないため、わからない場所などをすぐに先生に聞くことができず、疑問をその場で解決することができない点があげられます。また、同級生との交流もないため、モチベーションを保つのが難しい場合が多いです。

美容師国家試験に合格する

美容学校に通い、卒業したら、美容師国家試験の受験資格を得ることができます。

美容師国家試験は、筆記試験と実技があり、両方に合格することで、国家資格の取得となります。

美容師国家試験に合格したら、試験の合格証書を持って、美容師免許の申請を忘れないようにしましょう。

アイリストとして持っていると役立つ資格

アイリストになるためには、美容師免許が必ず必要になるとお伝えしました。

そしてここからは、アイリストとして持っていると役に立つ民間資格をご紹介します。

美容師免許があればアイリストとして施術が可能ですが、民間資格を取得することで、アイリストとしての知識や技術の証明になります。

また、アイリストとしての資格を所持していることで、お客様にも安心して施術を受けていただけます。

まつ毛エクステンション技能検定

まつ毛エクステンション技能検定は、一般社団法人日本アイリスト教会が主催している試験です。

まつ毛エクステンションに関する正しい知識と技術を兼ね備えた、まつ毛エクステンション技術者やまつ毛エクステンション事業者にかかわる人材の育成を目的としています。

検定には、3級、2級、1級とあり、求められる知識と技術が異なります。(引用元:JEA技能検定試験概要

  • 3級(ベーシックライセンス):まつ毛エクステンションの概要や基本的な知識
  • 2級(スタンダードライセンス):プロの技術者としてサロンワークで必要な毛髪学や衛生学、まつ毛の構造などの専門知識やプロの技術および知識・まつ毛エクステンション技術者として必要とされる「安全」をキーワードとした技術検定
  • 1級(プロフェッショナルライセンス):トップレベルのまつ毛エクステンション技術者として必要とされる総合的な技術および知識・あらゆるタイプのまつ毛エクステンションの施術、特に「デザインアレンジ」を必要とした技術検定

3級は美容師免許の有無に関わらず受験が可能です。

まつ毛エクステンション技能検定試験に合格すると、卒業証明書や顔写真入りのライセンスカードがもらえます。

ライセンスは1年間有効で、アイリスト協会の会員とあわせて期限を更新する仕組みです。

プロアイリスト検定

プロアイリスト検定は日本まつ毛エクステ協会が行っている検定です。

施術を行う上でのトラブル防止のための安全衛生に加え、まつ毛エクステの施術の美しさやばらつきのない繊細さなどを追求した技術力重視の検定となっています。

プロアイリスト検定は、筆記試験のみの3級、筆記試験と実技試験の両方がある2級、1級と分かれています。

まつ毛エクステの知識が問われる3級、技術の質の高さを問われる2級、スペシャリストとしての知識や技術のレベルが問われる1級となり、レベルの高い検定となります。

この検定は、プロのアイリストとして現役で活躍している講師たちから構成される委員会によって実施されているため、アイリストとしての大幅な技術の向上が見込める検定です。

日本ラッシュアーティスト協会認定資格

日本ラッシュアーティスト協会認定資格は一般社団法人日本ラッシュアーティスト協会が主催している資格になります。

アイリストの技術を評価する試験で、試験の難易度に応じて5段階に分かれています。

レベルごとに難しさの差はありますが、すべての試験においてアイラッシュの基礎知識、衛生管理、プロとしての技術を問われます。

レベル別に必要になる要件と試験概要はこちらの通りです。

  • LEVEL1 エッセンス:受験資格は特になし。まつ毛エクステンションに関わる、必要不可欠な知識が要求されます。eラーニング受験も可能。
  • LEVEL2 インターミディエイト:美容師免許を取得していることが条件。まつ毛エクステンションにおける基本的技知識を有しており、衛生管理を中心としたまつ毛エクステンション技術においての施術者の体勢、ツイーザー等用具の安全な使用方法と装着の正確さが要求されます。
  • LEVEL3 アドバンス:1年以上の実務経験が必要。サロンワークとしての必要不可欠な技能および知識の他に、施術全般における作業工程の安全性を必須に装着および指定デザインの仕上がり状態が要求されます。
  • LEVEL4 エキスパート:3年以上の実務経験が必要。正確且つ安定した技術力の他に、スピード、装着状態、デザイン力等、総合的知識および技能が要求されます。
  • LEVEL5 マスター:5年以上の実務経験が必要。プロフェッショナルな巧みな知識と技術が要求されます。

引用元:資格認定 5STAR 技術評価試験 LEVEL別 試験概要

JEA衛生管理士資格

JEA衛生管理士資格は、一般社団法人日本アイリスト教会が主催している資格です。

まつ毛エクステンションの施術において、安心・安全が問われるようになった昨今に対応するため、一般社団法人日本アイリスト教会が独自にまつ毛エクステンションの安全管理の基準を設けたものになります。

まつ毛エクステンションの施術を行う方だけでなく、まつ毛エクステンション業に従事している方にも取得が推奨されているもので、資格取得に美容師免許は必要ありません。

オンラインで受講が可能なため、時間や場所問わず受講ができます。

アイリストにおすすめなスクール4選

美容師免許を取得すれば、アイリストとして施術をすることは可能です。

ですが、アイリストとしてさらにスキル向上を目指したい方向けにおすすめなスクールをご紹介します。

ヴィーナスアイラッシュアカデミー

ヴィーナスアイラッシュアカデミーは、全国に8校あるアイリスト専門のスクールです。

直営のサロンを運営しているため、現役のプロのアイリストから高いレベルのスキルを学ぶことができます。

入門編コースと独立開業コースがあり、ご自身の目的に合わせて選べます。

入門編以外のコースを無事に修了すると、ディプロマ(修了証明書)を発行してもらえるので、ご自身のスキルの高さを示す証明書となります。

テクニコ まつ毛エクステスクール

テクニコ まつ毛エクステスクールは、名古屋にあるアイリスト専門のスクールです。

一人一人に合わせてマンツーマンの指導を受けられるのでるので、レベルが高すぎてついていけないことはないですし、どのレベルからでも確実にスキルアップすることができます。

初心者向けのコースと経験者向けのコースがあり、ご自身の目的に応じて講習を選んで受けられるなど、柔軟な学び方ができます。

フロスティ アイラッシュエクステンションスクール

フロスティ アイラッシュエクステンションスクールは、大阪にあるアイリスト専門のスクールです。

こちらのスクールは、美容師免許を持ってはいるが、まつエクの施術をする自信がないという人に向いています。

マンツーマンで教えてもらえるので、ご自身のレベルに合った指導が受けられます。

また、このスクールで特徴的なのがズームオン技術を使用した教育です。

ズームオン技術とは、ズームレンズと照明を使用して施術を行うもので、細かい作業でも目に負担がかかりません。

アールクラウンスクール

アールクラウンスクールは、福岡にあるアイリスト専門のスクールです。

こちらのスクールでは、アイリストをされている方が着実な技術と理論を習得するために、アイリストに関しての知識を学ぶことができます。

アイリスト基礎コース以外に、6カ月管理サポート付きのサロン開業コースがあるなど、独立開業を検討している方向けのコースもあります。

アイリスト基礎コースは無事に修了すると、ディプロマ(修了証明書)の発行してもらうことが可能です。

まとめ

いかがでしたか?

今回は、アイリストになるための資格や、スキルアップのための方法などについて解説しました。

アイリストになるためには、必須の資格である美容師免許の他に、さらに高いレベルの技術や知識を持っていることを示すことができるまつ毛エクステンション技能検定試験などの資格を取得するのがおすすめです。

この記事が、アイリストになりたい方のお役に立てたら嬉しいです。

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