もみほぐしサロンを自宅開業する方が増えています。自宅でサロンを開業するメリットやデメリット、そしてとても気になる開業資金や、集客方法、資格になどについてまとめています。
ぜひ、もみほぐしサロンを自宅開業する場合の参考になれば幸いです。
もみほぐしサロンを自宅開業する方が増えています!
少し前だと一般的ではありませんでしたが、自宅でもみほぐし・リラクゼーションのサロンを開業する方が増えています。
理由としては以下のような点にあります。
- 開業資金が少なくても開業できる
- 集客が以前のメディアサイト中心から、SNSや紹介中心に変わりつつある
- スモールビジネス向けの予約システムや顧客管理システムなどが増えてきた
- 開業に関しての知識・ノウハウがネット上に多く出てきている
自宅でサロンを開業するメリットとは?
自宅でサロンを開業するメリットは以下のような点にあります。
- 開業費用が抑えられる!
- 自分でライフスタイルを設計可能!
開業費用が抑えられる!
まず、最大のメリットともいえるのが、費用面が抑えられるということです。
自宅でサロンを開業する場合には、開業費用、そしてランニングコストを抑えることが可能です。
自宅でサロンを開業する場合には、新しく物件を探し契約するというコストが不要となります。
現在居住している建物のスペースを使うため、改修工事・内装工事も最低限だけでスタートできます。
通常、店舗でサロンを開業する場合には「空間作り」の費用が最もコストがかかるのですが、自宅サロンで開業する場合には、消耗品と機材を揃えるだけで基本的に営業を開始することができます。
また、ランニングコストの面においても自宅サロンは経費を抑えることができます。
家賃・光熱費・電話回線・Wi-fi環境などは、新しく設計する必要がありません。
自宅と共用で使用できるため、毎月の経費を抑えることができます。
自宅サロンの場合、ほとんどのケースでは予約制にすることを考えている方が多いでしょう。
完全予約制にすれば、スタッフを雇わずに営業することも可能なので、店舗運営を比較すると人件費を抑えることができます。
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店舗拡大をするのであればスタッフの雇用は必須ですが、まずスタートしてみたいという方には自宅サロンはリスクが少ない選択といえます。
自分でライフスタイルを設計可能!
自宅サロンで開業すれば働き方を自分で決めることができ、仕事と家事を一緒にこなすことは不可能ではありません。
結婚や出産を機に、仕事をやめてしまう方も多いと思いますが、そんな必要もありません。
通勤時間も0にすることができるため、効率のいいタイムスケジュールで動くことができます。
自宅サロンで開業すれば子どもの面倒をみながら仕事をすることができるかもしれません。
実際に、「子どもに自分の働いている姿を見せる」ということにやりがいを感じる方も多いのです。
自宅サロンで開業してお客様を完全予約制にすれば、1日のスケジュールがある程度組みやすくなります。
店舗で開業しているとなると、どうしても拘束時間が長くなりがちです。
しかし自宅サロンであれば、自身のライフスタイルを自分で決めることが可能になります。
自宅でサロンを開業するデメリットとは?
自宅でサロンを開業するデメリットは以下のような点にあります。
- 仕事とプライベートのオン・オフが曖昧になる
- 自宅の立地に集客や設備が制限される
仕事とプライベートのオン・オフが曖昧になる
自宅サロンで開業していると家に居ながらもやるべきことが溢れてしまってしまうという可能性があります。
サロン運営には施術だけでなく、集客・顧客サポート・そして会計も必要なので、SNSでの発信をしたり、お客様への連絡を送ったり、多くの仕事が伴います。
そのため、仕事とプライベートのオン・オフが曖昧になることが非常に多いです、
時間を区切り、仕事のオンとオフを切り替えて生活をするよう工夫が必要です。
ずっと仕事をしている状況では、サロン運営はなかなか長続きできないものです。
サロンを開業している建物に家族と住んでいる場合には、夜遅くまで営業するというのは現実的ではありません。
家事を行う必要があればなおさらですし、子どもがいれば生活空間とサロンの切り分けがなかなか難しいというのが現実です。
また、お客様は非日常性を求める方もいらっしゃるかもしれません。
そのため、ご自身のプライベート空間とサロンの切り分けは必須になります。
自宅サロンを開業する際には、ご自身のサロンの営業時間帯・顧客層をしっかり検討し、生活空間との切り分けをしっかりすることが重要です。
自宅の立地に集客や設備が制限される
自宅サロンで開業する場合には立地や、広さなどを選ぶことができません。
初期費用やランニングコストという費用面を抑えられる一方で、この点は大きなデメリットです。
自宅で開業する場合は、開業場所を選ぶことができませんので、現在の立地で集客できるように努力することが求められます。
さらに店舗スペースの広さも大きく制限されます。
お客様は非日常を求めてくる方が多いので、いかに自宅で非日常空間を作れるかは、開業時の大きなハードルです。
もみほぐしサロン(リラクゼーション・マッサージ)の開業に必要な資格
もみほぐしで、セラピストとして施術を行うのに国家資格などは有りません。
資格が無くても施術をしてお金をいただくことが可能です。
しかし、厚生労働省の通達により「マッサージは柔道整復師・按摩鍼灸師などの国家資格保持者でないとマッサージは出来ない」とされているため、開業するにあたり資格がない場合には、マッサージではなく「ボディケア」「もみほぐし」というメニュー構成にして、リラクゼーションを軸とした「治療行為ではない」ことを明記する必要があります。
詳しくは以下URLを確認してください。
www.mhlw.go.jp https://www.mhlw.go.jp/topics/bukyoku/isei/i-anzen/hourei/061115-1.html
開業資金を計算して用意しよう!
自宅でもみほぐしのサロンを開業するのに必要になる費用は50~100万円前後が一般的です。
内訳としては以下のような形です。
物品:30万円
施術するベッド、タオルやシーツなどの消耗品
内装改修費用:0万円 ~ 50万円
最初の広告宣伝費:0万円 ~ 20万円
予約システム・会計システムの導入:0万円 ~ 10万円
ご自身の自宅の状況や、作りたいサロンによって細かく計算し、もし周りにサロン経営をされているかたがいれば、必要なものをきいておくといいでしょう。
特に最初の数ヶ月は集客に苦労するのは一般的ですので、楽観的な売上の見込みを立てることなく、売上がもしなかった時に備えて最初のコストはできるだけ少なくし、必要になったタイミングで調達したり、整備したりしていくようにしましょう。
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住所の公開設定や、予約承認したあとで住所を伝えることができるので、多くのプライベートサロン様に活用いただいています
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自宅のもみほぐしサロンで必要な設備とは?
もみほぐしサロンを開くにあたっては以下のようなものが必要になってきます
- 施術用ベッド
- タオル
- マッサージ用のオイル
- エアコンなどの空調(加湿器、空気清浄機なども検討)
- 匂いを整えるアロマ
- 洗濯機、乾燥機
その他、消耗品置き場やキッズスペースなどの設置を検討することも必要です。
サロンの来店からベッドまでの導線設計も必要になっていきます。
開業届を提出しよう
サロンを開業したら、所轄の税務署に「開業届出書」を提出しましょう。
「開業届出書」は、国税庁のホームページからも書類がダウンロード可能です。
そこまで難しい知識必要なく作成可能です。
また、「開業届出書」の提出と同時に「青色申告承認申請書」の提出を行うようにしましょう。
こちらも国税庁のホームページからダウンロードが可能です。
確定申告の際、青色申告を希望する場合にはこの手続きが必要です。
積極的に集客をしよう
住所を載せられないことも多い自宅サロンは、チラシやクーポンサイトの集客が苦手です。
住所はできれば公開した方がいいですが、不安で非公開にするお店も多いかと思います。
①ブログ・SNSと②紹介が有効な集客ツールとなります。
ブログ・SNSがなぜ自宅サロンに有効か?というと、発信し続けることでこの「ファン」を獲得できるツールであるからです。ファンは、「雰囲気」・「技術」に魅力を感じているので、たとえ駅から遠くても、自宅でもそれほど関係はありません。
よくブログ・SNSを始めたけど、意味がなかったという声がありますが、それはよっぽどコンテンツが悪くなければ、継続力が足りないのが原因です。
まずは1年という単位でトライをしていく必要がございます。
効率よく、質が高い集客ができるのは、やはり紹介客を集めることです。
紹介客はリピーターの卵であり、今回紹介する集客の方法の中でももっとも重視すべき集客です。
紹介客を集める上で大事なことは、大きく分けて3つあります。
- お店のターゲット、魅力を一言でお客様に伝える
- 紹介カードを効果的に活用する
- 紹介客を、紹介に選ばれた特別なお客様として対応する
具体的にどのように紹介客をあつめれば良いのかについては、以下の記事にまとめてあります。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
自宅サロンが増えてきているのは、時代の変化による必然です。
今後もどんどん個の時代になり増えていき、それに合わせてお客様の考え方も変わっていき、環境がよくなり、一般的になっていくと思っております。
tolはそんな個人サロン・自宅サロンにとって使いやすい予約システムアプリを目指して作っております。
ご興味があればぜひご活用ください。
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