【2024年最新】リラクゼーションサロン開業で使える助成金まとめ

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リラクゼーションサロンの開業にあたっては多くの費用がかかりますが、助成金を有効活用することでその負担は減らせるかもしれません。

今回の記事では、助成金とはどういうものなのか、補助金との違いについて、そして活用可能な助成金についてを詳しく解説いたします。ぜひ、開業を検討している方は参考にしてみてください。

助成金とは?

助成金とは、団体の特定の活動や事業を支援するために、審査などの手続きを経て提供されるお金です。

基本的にはまとまった額の資金を、無償で受けることになりますので、新しい活動の立ち上げや新たな事業展開のためには、非常に有効な財源となります。

助成金は受給要件を満たしていれば、申請を行った場合原則受け取ることが可能です。
そのため、リラクゼーションサロンの開業を検討する方にも利用可能なものも多く是非本記事を参考にしてみてください。

助成金と補助金の違い

先ほども述べたように、助成金は受給要件を満たしていれば、申請を行った場合原則受け取ることが可能です。

しかし、補助金は、申請を出しても受け取れない場合も多くあります。
返済不要の給付金制度で期間内に応募して採択されたら支給されるものとなっており、期間内に応募しなければ補助金を受けることができず、応募のための書類や要件を満たしている必要があり、事業計画書など様々な材料をもとに審査対象され状況可否が決められます。

期間内に応募したとしても他社とのコンペ形式の為、審査を通らないと場合も多くあります。

活用できる助成金を確実に活用しながら、補助金にもトライするというのがリラクゼーションサロンを開業する際には望ましいかもしれません。

リラクゼーションの開業で必要な資金の目安

リラクゼーションを開業する際に、テナントを借りる場合は300~500万円、自宅で開業する場合は100万円前後は必要だと言われています。

開業スタイルごとに、必要なものは異なり、必要な資金は変わってきます。
さらに借りるテナント・レンタルスペースなどにもよって資金は上下してきますが、テナントを借りる場合は150万円 ~ 200万円、自宅で開業する場合は100万円前後は必要とされております。
これより低い金額でも開業は可能なケースはあるかもしれませんが、その場合なにかに大きく妥協したりする必要も出てくるかもしれません。

開業スタイル必要資金の目安主な資金使途
賃貸物件を借りて開業300~500万円・不動産初期費用、仲介手数料
・改装費
・資材の調達
・集客費用
・備品、ネット環境などの整備
自宅で開業100~200万円・改装費
・資材の調達
・集客費用
・備品、ネット環境などの整備
レンタルサロンで場所を借りて開業10~20万円・資材の調達
・集客費用
・備品の調達
出張でお客様のご自宅までお伺いする形で開業10~100万円・資材の調達
・集客費用
・備品の調達
・車などの移動手段の調達
開業スタイルごとの開業資金の目安

以下記事にも開業資金については解説させていただいております。参考になれば幸いです。

リラクゼーションの開業で利用できる助成金

リラクゼーションの開業で利用できる助成金には以下のようなものがあります。

  1. キャリアアップ助成金
  2. 人材開発支援助成金
  3. 地域雇用開発助成金
  4. 両立支援等助成金出生時両立支援助成金
  5. 自治体独自の助成金

それぞれについて詳しく解説していきます。
利用可能そうなものがあれば是非トライしてみてください。

キャリアアップ助成金

キャリアアップ助成金は、有期契約労働者が正規雇用転換やスキルアップ、昇給などのキャリアアップや待遇改善のために取り組むために、それを実施する企業に対して支払われる助成金のことです。

有期契約労働者とは、1年や6か月単位の有期労働契約を締結、または更新している方であり、 一般に「契約社員」、「パートタイマー」、「アルバイト」などと呼ばれる方です。

キャリアアップ助成金の目的は有期契約労働者や短時間労働者、派遣労働者といった非正規雇用労働者の労働意欲の向上及びキャリアアップの促進です。

キャリアアップ助成金には、7つのコースがあります。

  1. 正社員化コース
  2. 賃金規定等改定コース
  3. 健康診断制度コース
  4. 賃金規定等共通化コース
  5. 諸手当制度共通化コース
  6. 選択的適用拡大導入時処遇改善コース
  7. 短時間労働者労働時間延長コース

キャリアアップ計画の中身によって、申請する助成金のコースは変わります。コースごとに助成金を受けられる要件も異なりますので、申請する助成金のコース概要をしっかりと確認しましょう。

厚生労働省のキャリアアップ助成金サイト:https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/koyou_roudou/part_haken/jigyounushi/career.html

人材開発支援助成金

人材開発支援助成金は、労働者の職業訓練開発を支援するための制度です。

この制度は、企業が労働者に専門的な知識や技能を習得させ、キャリアアップを支援するために使用することができます。

この制度には、特定訓練コース、一般訓練コース、キャリア形成支援制度導入コース、職業能力検定制度導入コースの4つのコースがあります。

企業がこれらのコースを導入することで、人材開発支援助成金を受け取ることができます。
さらに、企業が生産性を向上させることで、助成金の額が増加することが可能になります。このような生産性向上条件を「生産性要件」と呼びます。

この制度は中小企業にとっても特に重要で、資産的に人材開発・育成が困難な場合に特に有効です。この制度をうまく活用することで、企業は積極的に人材育成に取り組むことができます。

ただし、支給対象になる事業所は、雇用保険適用事業所である必要があります。

人材開発支援助成金は、国が提供する助成金の一種で、企業が労働者のキャリアアップや人材育成に力を入れることを支援することを目的としています。

人材育成には様々な費用がかかりますが、これは企業や労働者の成長に必要なことです。
大企業であれば人材育成に力を入れることも容易ですが、中小企業には資金や人的リソースが限られているため、困難を抱えることがあります。

そこで人材開発支援助成金は、中小企業が人材育成に取り組むことを支援することで、企業の生産性向上に貢献することが期待されています。
ただし、人材開発支援助成金を受けるためには、労働者が人材育成やキャリアアップすることが企業の生産性向上に繋がることを証明する必要があります。

人材開発支援助成金|厚生労働省:https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/koyou_roudou/koyou/kyufukin/d01-1.html

地域雇用開発助成金

地域雇用開発助成金は、雇用機会が不足している地域において、新たな事業所を設置するなどして、地域の人々を雇用する場合に受けることができる支援金です。

これにより、地域の雇用機会を増やし、人口の流出を防ぎ、安定した雇用の確保を目的としています。

受け取るためには、定められた地域において、事業所の設置や増改築などの整備を行い、その地域に住む求職者をハローワークなどの紹介で雇用することが主な条件です。申請は1年に1回行い、最大で3回受給することができます。

助成額は、事業所の設置や整備に要した費用や雇用する人数によって異なりますが、48万円から760万円までの区分で支給されます。

地域雇用開発助成金(地域雇用開発コース)|厚生労働省:https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/koyou_roudou/koyou/kyufukin/chiiki_koyou.html

両立支援等助成金

両立支援等助成金は、職業生活と家庭生活の両立を目指す職場環境作りに向けた支援制度です。

男性の育児休業・育児休暇の促進や介護、育児と仕事との両立を目指す制度を導入し、従業員がより働きやすい職場環境への取り組みを企業へ推進しています。

仕事と家庭のバランスが取れることは、従業員にとって重要なポイントで制度職場環境を整えておくことは大切です。

出生時両立支援コース、介護離職防止支援コース、育児休業等支援コースの3つがあります。

出生時両立支援コースは、女性だけでなく男性の育児休業・育児休暇も推奨し、男性の育児休業取得の促進を目的とした制度となっております。

介護離職防止支援コースは、親などの要介護者と生計をともにする従業員に向けた、仕事と介護の両立を目的とした制度となっております。

育児休業等支援コースは、従業員の育児休業を促進、また育児休業を取得した従業員が安心して職場復帰できる環境作りを目的とした制度となっております。

両立支援等助成金(厚生労働省):https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kodomo/shokuba_kosodate/ryouritsu01/index.html

その他開業時に利用可能な補助金

ここまで助成金について案内させていただきましたが、補助金についても本記事でいくつかご案内いたします。

活用できる助成金を確実に活用しながら、補助金にもトライするというのがリラクゼーションサロンを開業する際には望ましいかもしれません。

小規模事業者持続化補助金

小規模事業者持続化補助金とは、小規規模事業者の販路開拓や生産性向上の取り組みを支援するため費用の一部を支援するための補助金であり、<通常枠>と<特別枠>があります。

特別枠の低感染リスク型ビジネス枠は終了し、賃金引上げ枠、卒業枠、後継者支援枠、創業枠、インボイス枠の5つに分かれています。

この補助金は、商工会、商工会議所のサポートを受けながら計画書を作成し、審査を経て採択決定されたのち、所定の補助を受けることができるものになります。

小規模事業者持続化補助金(一般型)サイト:https://r3.jizokukahojokin.info/

ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金

ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金は、中小企業や小規模事業者が将来複数年に渡って直面する制度の変更(例えば働き方改革や被用者保険の適用拡大、賃上げ、インボイス導入など)に対応するために、革新的なサービスの開発、試作品の開発、生産プロセスの改善などを行って、生産性を向上させるために必要な設備投資などを支援するための補助金です。

ものづくり補助事業公式ホームページ:https://portal.monodukuri-hojo.jp/

自分に適した助成金・補助金の探し方

自分達に適した助成金・補助金を探すのはリラクゼーションサロンを開業する方にとって結構大変なものです。

以下のような助成金・補助金を探せるサイトがございますので、是非ご利用してみてもいいかもしれません。

  • ミラサポplus経済産業省(中小企業庁):https://mirasapo-plus.go.jp/
    J-Net21(支援情報ヘッドライン)(中小企業基盤整備機構):https://j-net21.smrj.go.jp/snavi/index.html

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