プライベートサロンとは? メリット・デメリット、開業のポイントを解説!

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サロンをオープンするオーナーさんにとっても、お客様にとっても人気急上昇中のプライベートサロン。今回はプライベートサロンのオープンを検討されるオーナー様向けに、その概要やメリットやデメリット、開業のポイントについて解説します。

以下の動画でもプライベートサロンに関して詳しく解説しておりますので、ぜひご覧ください◎

プライベートサロンとは? メリット・デメリット、開業のポイントを解説!【要チェック】

目次

  1. プライベートサロンとは?
  2. プライベートサロン開業のメリット
  3. プライベートサロン開業のデメリット
  4. プライベートサロン開業のポイント
  5. まとめ

プライベートサロンとは?

まずプライベートサロンとは何かについて解説します。

プライベートという言葉は、「私的に」「個人的に」という意味がある単語です。

つまりプライベートサロンとは自宅の一室やマンションの一室などの、本来私的な、限られた空間の中で施術が受けられるサロンのことです。

現在はエステやマッサージだけでなく美容室やネイルケアでもプライベートサロンが多くあります。

主にプライベートサロンではお客様と施術者が1対1、もしくは一度に受けられるお客様が限りなく少ない場合があります。

しかしプライベートサロンの基準がしっかりとあるわけではないので、お客様としっかり向き合うことができる規模の大きくないサロンをイメージしていただくとわかりやすいかと思います。

プライベートサロン開業のメリット

開業資金が抑えられる

プライベートサロンはマンションの一室や自宅の一室で開業することが多く、ビルやテナントを借りる場合と比べて大きく開業資金や運営資金が抑えられます。

特に自宅の一室で開業する場合は新たな家賃や、契約する際の保証金等がかからず済むため圧倒的に費用がかかりません。

またマンションや自宅の一室はビルやテナントと比べ規模が比較的に小さいため、改装、内装費用も少なくてすみます。

自分好みのサロンにできる

プライベートの意味が「私的」「個人的」であるように、プライベートサロンではオーナーが好きなように外相や内装を決めたり施術内容を考えたりすることができます。

大規模なサロンやフランチャイズのサロンでは、ある程度の規約や制約がある場合が多いです。ご自身の理想をしっかりと持っている方や、こだわりが強い方には思い通りイメージやスタイルでの開業ができないかもしれません。

しかしプライベートサロンなら何にも縛られることなく、1から全てを自分で決めていくことができます。

お客様との距離が近い

プライベートサロンではお客様と1対1で施術をすることが多く、大規模なサロンなどに比べて圧倒的にお客様との距離が近いです。

お客様との距離が近いことで、お客様のニーズや悩みに合った施術ができたり、お客様専用のメニューを作ったりすることができます。

例えば大規模なサロンなどの人混みや雑音が苦手なお客様には、しっかりとしたプライベート空間をご提供したり、悩みが複雑なお客様にはしっかりとカウンセリングを行い一つ一つの要望にお答えしていく、などがあります。

お客様との関係が深くなり良い関係が続くことによってサロン自体の価値も向上し、リピーターにつながったりお客様からの口コミで新しいお客様を得たりできるチャンスにもつながります。

自分の自由な時間に営業できる

プライベートサロンは開業するにあたって自分自身でオープン時間やクローズ時間を決めることができます。

家事や育児などがあり働ける時間が決まっている方や、仕事の合間に副業として働きたいと言う方でも始めやすいサロンの形態になります。

自宅の一室で開業する場合は特に通勤などの移動時間もかからないので、空いた時間に効率的に収入を得ることができます。

プライベートサロン開業のデメリット

完全にプライベートにすることが難しい

部屋の中を完全にプライベートにすることができても、外の環境をコントロールすることは難しいです。

マンションや自宅の一室を使うことで隣の部屋の生活音や周囲の子供の声などの騒音があると一気に雰囲気などが台無しになってしまいます。

マンションを借りる際には周囲の環境を確認したり、自宅の一室をサロンにする場合は防音のカーテンなどで対策するなど事前の準備が大切になります。

お客様との距離が近くなりすぎて生活感が出てしまったり、気が休まらない環境にしたりするのは避けましょう!

集客が大変

プライベートサロンは大規模なサロンに比べて、集客が難しい傾向にあります。

マンションや自宅の一室で開業する場合、外装などで大きく周りにアピールすることができません。また、立地も住宅街であることが多く、場合によっては人が集まりやすい駅などから距離があることも。そのため、お店の看板を見かけた人が自然に足を運んでくれるーーとったような、偶発的な集客は難しくなってしまいます。

また、外観からサロンの雰囲気やイメージを得ることがとても難しく、お客様はホームページやネットからの写真などでしかサロンの概要を知ることができません。

そのため、お客様が事前に持たれていたイメージと実際のサロンのイメージに差があったり、サロンのブランドイメージを固定することがとても難しい、というデメリットもあります。

こうした背景から、お客様のなかには「自宅サロンはちょと怖い」と敬遠してしまうも。tol magazineでは「自宅サロンが怖い」というイメージを払拭するコツについて解説していますので、よかったらぜひ参考にしてみてください!

プライベートサロン開業のポイント

プライベートサロンを開業してみたいと思った方向けに、プライベートサロンを開業する際のポイントを2つ紹介します。

しっかりとサロンのコンセプトを決める

1つ目はしっかりとサロンのコンセプトを決めると言うことです。

具体的には「誰向け(ターゲットが誰なのかということ)」「どのような施術を行うか」「お客様にどんな雰囲気で過ごしていただきたいか(落ち着いた雰囲気、非日常感を感じてもらうなど)」を細かく決めていくというイメージです。

しっかりとサロンのコンセプトを決めることで、お客様にもサロンをイメージしていただきやすくなり、他のプライベートサロンだけではなく、大規模サロンとの差別化も図ることができます。

また、コンセプトが具体的であり、かつ細かければ細かいほど開業準備もしやすくなるメリットがあります。

こうしたサロンのコンセプトの決め方は、この記事の末尾で紹介している記事で、より詳しく解説していますので、よかったらぜひ参考にしてみてください。

集客や予約方法を工夫する

2つ目は集客方法を工夫すると言うことです。

最近ではチラシのポスティングなど従来からある方法だけでなく、ホームページ、SNSの活用、予約システムアプリの導入など、さまざまなオンライン集客の方法があります。

しかし、プライベートサロンは大規模サロンよりも検索エンジンなどでヒットしにくい傾向があります。そこで、ホームページを作成する際はお客様に見つけてもらいやすいキーワードをしっかりと入れたり、SNSでは#(ハッシュタグ)を使った投稿をしたりなど、お客様に見つけてもらいやすくなる工夫をしましょう。

また、予約システムアプリの活用も一つの有効な方法です。オンラインで気軽にサロンの空き時間を確認したり、予約できたりするというのは、お客様の心理的なハードルを下げることができ、集客面でも非常に有効です。

また、プライベートサロンの場合、少人数で運営されるケースも多いはず。そうした際に、予約システムアプリを活用すれば、予約管理の手間やお客様情報の管理などの業務を効率化できるメリットもあります。

無料で使える予約システムアプリもあります。tol magazineでは予約システムアプリについてまとめている記事がありますので、ぜひ選び方の参考にしてください!

より詳しくはこちらの記事を!

tol magazineでは自宅などを利用したプライベートサロンの開業のポイントを詳しく開設しています。今回の記事を読んで、プライベートサロンを実際に開業してみたいと考えられた方は、ぜひこちらを参考にしてみてください。

まとめ

いかがでしたか?

今回はプライベートサロンの概要と、開業するにあたってどのようなメリットデメリットがあるのかについて解説しました。

プライベートサロンは規模が小さく、自分好みのサロンをオープンできるため、小規模なお店から始めて自分の腕試しをしてみたい方や、今いるサロンなどから独立して自分のお店を持ってみたい!と言う方などにおすすめです。

プライベートサロンを開業する際にこちらの記事が少しでも参考になったら幸いです。

この記事を書いた人
tol magazine

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