コロナ禍でセルフメディケーションの普及が高まっている中、人気なのが足つぼサロンです。足つぼサロンは開業資金や準備期間が少なく、開業形態としても今人気が高まっています。
そこで今回は足ツボサロンを開業する際に必要な資格について解説していきます。開業時の流れなども記載していますので、新しく事業を始めたい方、独立したい方など必見の記事です。
足つぼサロン開業に必要な資格とは?
足つぼサロンとは、足つぼサロンとは、足の裏にある体のツボを刺激することで、体の不調を改善したり、リラクゼーション効果を得ることを目的とした施術を行うサロンになります。
結論から申し上げますと、足つぼサロン開業に必要な資格はありません。
また、足ツボに関する国家資格はありませんので、資格を取得したい場合、民間資格のみとなります。
しかし、資格を所持していることで、ある一定の知識や技術を証明できますので、お客様も安心して施術を受けることができます。
また、足ツボに関する資格に加えて、リラクゼーションやアロマ関連の資格なども取得すると、施術の幅が一気に広がります。
足つぼに関した民間資格について、ここではいくつかご紹介します。
足つぼに関する民間資格
つぼ押し士
日本インストラクター技術協会(JIA)が主催している民間資格になります。
足の反射区を用いた英国式や台湾式、タイ式、ドイツ式などの特徴を学んだ上で、より効果のあるツボ押し方法を身につけることができます。資格取得後は、講師として活躍が可能です。
受験資格は特になく、在宅で受験ができるため、子育て中の方や昼間は別の仕事をしている方でも受験しやすい資格といえます。
フットリーディングセラピスト
リマイスター学院が主催している講座を受講すると得られる民間資格です。
コースによっては、セラピストとして活躍できる知識だけでなく、セラピストを指導するための知識も学ぶことができます。
集客のアドバイスやサポート、開業、副業ノウハウや、スクール運営についての講義も行なっているため、アフターサポートも充実しています。
中国式足つぼ療法師
g・b・c(グローバルボディケア総合学院)が主催している講座を受講すると得られる民間資格になります。
中国式足つぼ療法は、強い圧力をかけて施術を行うもので、心身のリラクゼーション効果はもちろん、症状の緩和にも繋がることが期待されています。
講座を受講後、確認問題を提出し問題がなければ認定証が発行されます。認定証は「グローバルボディケア総合学院認定」のものと「一般社団法人ITSA認定」のものと二種類発行されます。また、「厚生労働大臣認可全国整体療法協同組合認定 認定証」も発行が可能です。
台湾式リフレクソロジスト
ジャパントータルフットケア協会(JTFA)が認定している民間資格になります。
ジャパントータルフットケア協会が提供している講座を受講することで認定がもらえます。
ジャパントータルフットケア協会は、協会会員になることで、協会内で行われている講演会などにお得に参加することができます。
足つぼサロン開業の流れ
それでは、足つぼサロン開業について大まかな流れをご説明いたします。
1. 開業形態を決める
足つぼサロンを開業したい場合にまず決めることとして、開業形態があります。
開業形態は、大きく分けて、店舗型と訪問型があります。
店舗型のメリットとしては、自分自身のお店が持てることが挙げられます。一方でデメリットとしては、準備費用や運営費用が大きくかかってしまうことや、通勤が必要になってしまうことなどが挙げられます。
移動型のメリットとしては、場所に縛られず施術が可能であること、店舗型に比べて準備費用や運営費用があまりかからないことが挙げられます。お客様のもとに伺って施術を行うため、怪我や持病などで足が悪くて通えない方にもサービスを提供できます。
デメリットとしては施術間に移動の時間がかかってしまうことや、集客が難しいことが挙げられます。
各開業形態のメリット・デメリットを加味して自分にあったものを選びましょう。
2. 資金を集める
開業する際には、もちろん資金が必要です。
資金の内訳としては、主に設備費ですが、店舗型での開業の場合、家賃や内装費、光熱費が追加でかかります。移動型の場合でも移動のための車などの購入費や維持費などがかかります。
全ての費用を自分で用意できるのが望ましいですが、自分が用意した金額が理想より足りなかったり、万が一の時に備えて余裕を持ちたい時などは、補助金や助成金を利用してみるのも良いかもしれません。
都道府県や市町村限定のものもありますので、お住まいの地域の公式サイトなどをチェックしてみるのも良いかもしれません。
詳しくはこちらのサイトなどを参考にしてみてください。
3. 集客方法を考える
開業の準備が整ってきたら、お客様の集客方法を考えましょう。
集客方法を考える上で大切なのが、ターゲット層の選定です。
ターゲットを決めることで、集客方法やアプローチも変わってきます。
例えば、地域の高齢者をターゲットにした場合、彼らがよく訪れる市民センターなどにチラシを掲示したり、ポスティングなどで直接的に集客していく方法が考えられます。
ターゲット層がよく利用する場所や流行などを把握して集客方法を考えましょう!
集客についての記事もtol magazineで公開していますのでぜひご覧ください。
4. 開業届を出す
準備が整い、開業したら、開業届を出しましょう。
開業届は、個人で新しく事業を開始したことを税務署に報告するものです。
開業届を提出しなくても罰則などはありません。しかし屋号の申請や事業用口座の開設の際に開業届の控えが必要であったり、確定申告で青色申告をする際には開業届を提出していることが前提であるなど、不便な点もたくさんあるため、特別な理由がない限りは提出しましょう。
5. 予約システムを導入する
お客様がスムーズに予約できるように、ネット予約システムを導入することをおすすめします。
ネット予約システムtol(トル)は、無料で使用できる予約管理アプリ。iPhoneやAndroid、タブレットなどでアプリをダウンロードすることで使用できます。
tol(トル)は無料で使用できる上に、予約ができる上限や機能の制限がなく、未経験でリラクゼーションサロンを開業したい人におすすめのアプリです。SNSやホームページに追加するだけで、ネット予約機能が使えるようになりますよ。
おすすめ記事
tol magazineでは、開業したい方、した方向けに役立つ記事を公開していますのでぜひ参考にしてみてください!
まとめ
いかがでしたか?
今回は足つぼサロン開業に必要な資格について解説しました。
足つぼサロン開業には、必須の資格がなく、開業資金や準備期間も比較的少なく済むことから、サロンの中では開業を挑戦しやすい業種であるといえます。
この記事が足つぼサロン開業を検討している方の参考になりましたら嬉しいです。
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