エステサロンにおすすめのアロマは?ディフューザーの種類や香りの効果などを解説

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施術中のアロマの香りは、お客様にリラックス効果をもたらしてくれます。そのため、エステサロンでお客様に心地よい時間を過ごしてもらうためには、アロマの導入がおすすめです。ですが、どんなアロマを導入したら良いのか悩んでいる方も多いのではないでしょうか?

そこで本記事では、エステサロンでアロマを使用するメリットや、おすすめのアロマやアロマディフューザーについてご紹介します。

エステサロンでアロマを使用するメリット

エステサロンでアロマを使用するかしないか悩んでいる人もいるのではないでしょうか。良質なアロマは少量でもお金がかかるもの。

メリットを正しく理解した上で、最大限にアロマを活用しましょう。

お客様にリラックスしてもらえる

アロマの香りには、リラックス効果があります。心地よい香りを嗅ぐことで、お客様の緊張をほぐしたり、気持ちを落ち着かせることができるのです。

特に、ラベンダーやオレンジなどの香りは、リラックス効果が高く、多くのサロンで利用されています。

施術中にアロマを使うことで、お客様により深いリラックス体験を提供でき、リラックス状態で施術を受けてもらうことで、施術の効果をたけめることができます。そのため、アロマのリラックス効果で、お客様の満足度アップに繋がるのです。

生活臭を消すことができる

いい香りのアロマを使用することで、生活臭を緩和することが可能です。

汗や飲み物、化粧品などのにおいが施術室に漂ってしまうことがありますが、アロマを使えば、そのようなちょっと気になるにおいを消してくれます。

また、自宅でエステサロンを経営している人は、アロマを使うことで自宅特有のにおいも和らげられます。お客様に他人の家にいることを忘れてもらいやすくなり、リラックスしてもらいやすくなります。

オレンジやレモンなどの香りは、生活臭を消してくれやすくおすすめです。

他社と差別化できる

アロマを使うことで施術の効果を高められる一方で、アロマを本格的に取り入れることは難しいと考えているサロンもあります。そのようなサロンと差別化できるのは、アロマを使うメリットの一つです。

例えば、アロマに力を入れ、資格を取得していることをアピールすることで、「アロマセラピーを受けられるエステサロン」としてブランディングができます。

アロマに特化した他社にはない特別なサービスを提供することで、お客様に他者との違いをわかりやすく伝えられます。

また、アロマセラピーに役立つ資格は以下の記事でご紹介しています。

エステサロンにおすすめのアロマの香り10選

アロマは香りによってその効果が異なります。お客様の気持ちや、お店の雰囲気にあったものを使用しましょう。

以下では、エステサロンにおすすめのアロマの香りを10選ご紹介します。

ラベンダー

ラベンダーの画像

ラベンダーは、「ハーブの女王」とも呼ばれる、有名なハーブのひとつです。

ラベンダーの香りには

  • リラックス効果
  • 抗菌効果
  • 安眠効果

などの効果があります。

例えば、イライラしているお客様や、不眠に悩んでいるお客様などにおすすめです。また、心を安らげる効果があるため、初めて来店されるお客様に使ってもいいでしょう。

グレープフルーツ

グレープフルーツの画像

グレープフルーツは、フルーツやジュースとして身近に愛されているものですが、アロマとしても使用されます。

グレープフルーツの香りには

  • 脂肪燃焼
  • 抗菌効果
  • 強壮効果

などの効果があります。

痩身エステを行うサロンは、脂肪燃焼効果を高めるグレープフルーツの香りがおすすめ。

また、交感神経を刺激する効果があるため、リラックスには不向きであることも覚えておきましょう。

レモン

レモンの画像

紅茶や料理に使用するレモンのすっきりとした香りもアロマとして使用されます。

レモンの香りには

  • リフレッシュ効果
  • 免疫力を向上させる効果
  • 集中力アップする効果

などの効果があります。

例えば、失恋されたお客様のようにネガティブ気持ちになっているお客様や、少し体の調子が悪い人などにおすすめ。レモンの匂いを使ってすっきりした気分にしてあげましょう。

オレンジスイート

オレンジスイートのイメージ画像

オレンジスイートとはオレンジの一種で、日本では「アマダイダイ」とも呼ばれています。

オレンジスイートの甘い香りには

  • リフレッシュ効果
  • 抗うつ効果
  • 感情を安定させる効果

などの効果があります。

レモンの香りと効果が似ていますが、オレンジスイートはより甘い香りでホルモンバランスを整えてくれます。生理不順のお客様や、メンタルが不安定なお客様などにおすすめです。

ペパーミント

ペパーミントの画像

ペパーミントは、歯磨き粉やガムの匂いを連想させる少し尖った匂いをしています。

ペパーミントの香りには

  • リフレッシュ
  • 抗菌効果

などの効果があります。

頭をすっきりとさせてくれる効果があるため、仕事で悩んでいるお客様におすすめです。また、爽やかで清潔感がある印象を与えてくれるため、トイレに使用してもいいですね。

ゼラニウム

ゼラニウムの画像

ゼラニウムと呼ばれるピンクの花は、アロマとして使用されることが多い香りです。

ゼラニウムの香りには

  • ホルモンバランスの調整
  • 抗菌
  • 強壮

などの効果があります。

ゼラニウムは甘いミントや、薔薇の花のような香りがするため、甘い匂いが好きな人におすすめです。また、ホルモンバランスを整えるため、生理不順などの女性の悩みを抱えている人にもいいでしょう。

イランイラン

イランイランの画像

イランイランは、インドネシアで有名な黄色の花のことです。良い香りとして知られており、香水に入っていることもあります。

イランイランの香りには

  • リラックス効果
  • 血圧降下
  • 抗菌効果

などの効果があります。

フローラルな匂いのイランイランは柑橘類の香りと相性が良いため、混ぜて使用することもおすすめです。血圧を下げる効果があるため、低血圧の人には使用しないように注意しましょう。

気持ちを整え、少し高揚させる効果があるため、落ち込んでいる人におすすめです。

ユーカリ

ユーカリの画像

コアラの食べ物として有名なユーカリは、オーストラリアの先住民の傷を手当するための薬のようにして使われていた葉っぱです。

ユーカリの香りには

  • 頭をすっきりさせる
  • いきいきとした気持ちにさせる

などの効果があります。

すっきりとした香りのユーカリは、頭をすっきりとさせたいお客様におすすめです。ですが、妊娠初期のお客様には使用してはいけないことを覚えておきましょう。

ティーツリー

ティーツリーのイメージ画像

ティーツリー(ティートリー)も、ユーカリと同様にオーストラリアの先住民が愛用していた万能薬のひとつ。

ティーツリーの香りには

  • 花粉症
  • 喉の痛み
  • 抗菌効果
  • 免疫力を上昇させる効果

などの効果があります。

サッパリした香りのティーツリーは、花粉症やハウスダストなどで鼻が詰まっているお客様におすすめ。

ローズマリー

ローズマリーの画像

料理に使用されることが多いローズマリーは、若返りのハーブとも呼ばれています。

ローズマリーの香りには

  • リフレッシュ効果
  • 血行促進効果
  • 抗アレルギー効果
  • 消化機能を改善する効果

などの効果があります。

落ち込んだ気分のお客様や胃もたれを起こしているお客様におすすめですよ。

エステサロンにおすすめのアロマディフューザーの種類

アロマを楽しむためには、アロマディフューザーが必要不可欠です。

以下では、エステサロンにおすすめのアロマディフューザーの種類について詳しくご紹介します。

気化式

トイレなどの小さな場所でアロマを使用する場合は、気化式がおすすめ。

気化式のアロマディフューザーには、アロマストーンやリード(ストローのような棒)があります。石や棒を使ってアロマを徐々に効かせることができ、おしゃれな見た目や電気を使用しないことがポイント。

しかし、気化式の場合、香りがあまり飛ばないため部屋全体に行き渡らすことは難しい可能性があります。

超音波式

インテリアに馴染むアロマディフューザーを購入したい人は、超音波式がおすすめです。超音波式は、ライトのような形をしており、シンプルな部屋においても違和感がありません。

アロマオイルに水を入れたものを電気を使ってミスト状にして、香りを広げます。

超音波式の場合、アロマの交換頻度は高いですが、新鮮な香りを楽しめます。

噴霧式

アロマを噴霧させて匂いを広げる噴霧式は、広い部屋にぴったり!また、水を使わずそのままオイルをセットするだけなので、衛生的です。アロマオイルの交換頻度も低いので、お手入れも楽に使うことができます。

ものによってはポンプの音が大きい可能性があるため、注意して購入することをおすすめします。

エステサロンでアロマを導入するときの注意点

そしてここでは、エステサロンでアロマを導入するときの注意点について解説します。

適切な香りの強さにする

エステサロンでアロマを導入する際には、適切な香りの強さにすることが大切です。

アロマの香りが強すぎると、お客様はかえって施術に集中できなくなったり、気分が悪くなってしまったりする恐れがあります。そのため、少し物足りないかな?と感じる程度の香りの濃さにすることがおすすめです。

長時間アロマの部屋にいると、鼻が慣れてしまい適切な香りの濃さがわからなくなってしまうため、適度に換気を行いましょう。

保管方法に気をつける

エステサロンでアロマを導入する際には、アロマの保管方法にも気を配りましょう。

アロマは、直射日光を避け、涼しい場所で保管します。また、保管の際には蓋をしっかりと閉めてアロマオイルの酸化を防ぐようにしましょう。

アロマオイルの保管期限を確認し、古くなったアロマオイルは定期的に交換するのがおすすめです。

エステサロンにアロマを導入しよう

いかがでしたか?

本記事では、エステサロンにアロマを導入するメリットやおすすめのアロマ、ディフューザーなどをご紹介しました。

香りの違いによって、もたらす効果が異なります。お客様の気分や悩みによって香りを変えてみてもいいですね。

本記事を参考に、エステサロンにぴったりのアロマを購入してみてはいかがでしょうか。

この記事を書いた人
tol magazine

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