【2024年最新】おうちサロン開業完全ガイド!開業のメリットなども詳しく解説

ノウハウ

コロナ禍で、「新しいスキルを身につけたい」、「副業を始めて収入を増やしたい」、「自分らしい働き方をしたい」と思っている方も増えているのではないでしょうか?

そんな中、最近増えているのがおうちサロンの開業です。小さい規模から始められ、初心者にもハードルが低く、今注目の開業形態になります。

そんなおうちサロンの開業について、今回は詳しく解説します!おうちサロン開業に興味を持っている方の参考になれば幸いです。

おうちサロン開業のメリット

おうちサロンを開業するメリットは大きく分けて3つあります。どうして今おうちサロンを開業する方が増えているのかここでは詳しく解説していきます。

お客様との距離が近い

1つ目のおうちサロンを開業するメリットは、お客様一人ひとりとの距離が近いことです。

おうちサロンは比較的小さな規模のサロンになるため、お客様と1対1でしっかりと、かつゆっくりお客様と向き合い施術ができます。そのため、お客様とのコミュニケーションが取りやすく、スムーズに意思疎通がはかれます

大規模なサロンなどで起こるスタッフ間の引き継ぎによる齟齬(そご)や、カウンセリングとは違った仕上がりになってしまうなどのトラブルを避けることができます。

また、お客様によっては大規模なサロンでは難しいような細かい要望や、不特定多数の方に知られたくない悩みを抱えている場合があります。

その場合にもおうちサロンなら細かく、かつ完全に周りの人に知られることなくお客様の悩みに応えることができます。

柔軟なメニューの変更などができるため、その都度お客様に合った施術ができるのもおうちサロンのメリットだと言えるでしょう。

開業費用や運営費用が抑えられる

2つ目のおうちサロンを開業するメリットは、開業費用や運営費用が抑えられることです。

一般的にサロンを開業する際は賃貸のテナントや物件を借りてオープンすることが多いです。

その場合、開業費用として敷金や礼金、契約金等がかかり、かつ運営費用として毎月家賃がかかってしまいます。

しかし、おうちサロンを開業する場合は、自宅の1室を使ってサロンをオープンするので敷金や礼金等もかかりませんし、毎月の家賃もかかりません。

これは決して安くない開業資金と運営資金の大きな節約ポイントになります。

また、内装費や外装費もテナント物件などに比べて安く済む傾向にありますので、とりあえず小規模でも良いから安く自分のサロンを持ちたい!という方にはぴったりの開業形態になります。

しかし自宅が賃貸のまま、その一室をサロンにする場合は、マンションやアパートによって事業を禁止している場合もありますので、大家さんなどに一度確認してから開業準備を進めることをおすすめします。

おうちサロンを自宅で開業する際に気をつけるべきことについては、こちらの記事で詳しく解説しています。

自由な時間の使い方ができる

3つ目のおうちサロン開業のメリットは、自由な時間の使い方ができることです。

おうちサロンを開業したあなた自身がオーナーですので、オーナーの好きな曜日、日にち、時間にサロンをオープンすることができます。

例えば日中、家事または育児、介護などをしている方は働くにあたって保育所などに預けたり、デイサービスを使用したりするなどして時間を作らなければなりませんが、おうちサロンの場合、自宅と直結しているため家事や育児介護などをしながら合間を見て仕事をすることができます。

しかしその場合、お客様にあらかじめ了承を得ておいたり、予約を少なく、かつ完全予約制にしたりするなど万が一のトラブルに備えて工夫が必要です。

またブランクがある方でも、週に数日や1日数時間などの少ない時間から始め、慣れてきたら徐々に増やしていくなどの働き方も可能になります。

また、おうちサロンで働くと通勤時間などがかからないため、空いた時間などに効率的に働くことができます。

おうちサロン開業の7ステップ

ここでは、おうちサロン開業までのステップについて詳しく解説していきます。

1. どんなおうちサロンを開業するか決めよう

まず初めにどんな種類のサロンをオープンするか決めましょう

サロンの種類にも様々なものがあり、自分自身の経験や興味などによってオープンしたいサロンは変わってくるかと思います。

ちなみに人気のサロンの種類は下記のものになりますので参考にしてみてください。

  • リラクゼーションマッサージサロン
  • エステサロン
  • ネイルサロン
  • まつげエクステまつげパーマサロン
  • 美容室

2. 開業に必要な資格があるか調べよう

次におうちサロン開業に必要な資格があるか調べましょう

結論としては、おうちサロンを開業すること自体には必要な資格はありません。つまり資格がなくてもおうちサロンは開業できます。

しかし、施術内容によっては必要な資格がある場合もあります。

また、資格があることでお客様に安心して施術を受けていただける、また資格を持つことで一定の技術や経験が保障されることになりますので、開業したいサロンの形態ややりたい施術によって資格を調べてみるのもおすすめです。

サロンで行われる施術関連の資格はほとんどが民間資格ですが、マッサージに関して、治療目的になった場合には国家資格が必要になります。

国家資格を持たず医療行為としてのマッサージをしてしまうと、違法になりますので気をつけてください。

マッサージ屋などの資格についてはこちらの記事で詳しく解説しています。

3. おうちサロンのコンセプトを決めよう

どのようなサロンを開業するか決まったら、次はサロンのコンセプトを決めていきます

具体的には誰向けのメニューを、どのような器具を使って、どのような雰囲気のサロンをオープンするかということです。

ここをしっかり細かく、かつ具体的に決めていくことで、スムーズに開業準備が進められます。

さらに細かくコンセプトを決めていくことで他のサロンとの差別化が図られ、お客様にもサロンの雰囲気などがわかりやすく利用していただけます

具体例を挙げると、比較的年齢層の若いOLさんなどをターゲットにした(誰向け)、自分自身のご褒美になるようなメニュー(どんなメニュー)を、高級感あふれる非日常な空間(サロンの雰囲気)で受けていただく、などです。

4. 開業資金を用意しよう

どのようなおうちサロンを開業するかコンセプトがある程度決まったら、開業資金を用意しましょう

どのような施術を行うかによって、用意する機器や家具等は大きく変わってきますが、最低30万から50万円ほど必要になってきます。

想定外の出費に備えて多めに準備しておくと安心です。

また開業するにあたって様々な助成金も用意されていますのでチェックしてみて下さい。

5. 内装や設備などの必要なものを揃えよう

開業資金を用意したらサロンとしての準備に取り掛かります

一般的に、おうちサロンはテナントなどを借りて開業するサロンよりも、圧倒的に生活感が出てしまいやすいです。

そのため、お客様が気持ちよく過ごせる空間作りにおいて、内装や家具などをこだわることはとても大切です。

サロンのコンセプトがどのようなものかによって揃える家具や内装費の値段などは変わってきますが、多少大きく費用がかかっても、こだわるべき部分だといえます。

開業に必要なものとしては、家具家電類などの大きいものと備品や消耗品などの小物類に分けられます。

小物類の例としてタオルや文房具だけでなく、コロナ対策においてのアクリル板やアルコール消毒液、体温計なども忘れないようにしましょう。

6. 集客方法を考えよう

おうちサロンが完成したら、集客方法を考えましょう

集客方法には様々なものがあります。

チラシ、ポスティング、フリーペーパーなどに掲載、SNS、予約システムアプリの活用、ホームページの作成などです。

もちろん看板や電柱広告なども集客方法の1つですが、おうちサロンにおいてはそのような大々的な広告が打てないことで、大きな集客が見込めづらいです。

しかし現在はSNSの普及や、予約システムアプリの登場で決して大きな広告を出さなくてもお客様に見つけてもらえる環境が整っているといえます。

SNSでの集客は#(ハッシュタグ)などを使ってトレンドにのせられるような告知方法をしたり、予約システムアプリを導入することでお客様にやりたい施術の検索を通して見つけてもらうこともできます。

tol magazineでは予約システムアプリについて詳しく解説している記事もありますので参考にしてみてください。

7. 開業したら開業届けを出そう

そして最後に開業したら開業届を出しましょう

開業届とは税務署に事業を始めたことを報告する書類のことです。

期限は開業してから1ヵ月になります。

また、ほとんど必要ありませんが、施術する内容によっては保健所に登録する必要がある場合がありますので注意してください。

ネットなどでも無料で開業届を作ることができるサービスがありますのでどのように書いたらいいかわからない方はチェックしてみるのもおすすめです。

開業届については詳しくこちらの記事でまとめておりますのでご覧ください。

まとめ

いかがでしたか?

今回はおうちサロンを開業するために必要な情報をまとめました!

コロナ禍や働き方の多様化により、おうちサロンを開業する方も年々増えてきておりますので、自分自身のサロンをオープンしてみたい!という方はぜひ挑戦してみてください!

おうちサロン開業にこの記事が少しでもお役にたつと嬉しいです。

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