「紹介カード」は、サロンの紹介客を増やすツールです。
「紹介カードを運用しているけど紹介客が増えない…」
「紹介カードを始めたいけど、どうすれば効果を発揮するかわからない…」
と行った方向けに、紹介カードの効果を引き出し、紹介客を倍増させるためにやるべき3つの工夫を紹介します!
紹介カードは「紹介客を増やす」ためのツール
紹介カードの目的は、「紹介客が増える」ことです。
当たり前でしょ!と思われがちですが、この一番大事なことを軽くみてしまうと、紹介カードの集客効果が下がってしまいます。
紹介カードを使っているのに紹介客が増えない一番の原因が、紹介カードの運用を間違えてしまうからです。
たくさん作ってたくさん配っていても、街頭のチラシ配りと効果が変わりません。
お客様に紹介カードをただ渡しても、名刺と効果が変わりません。
このような運用をして失敗してしまうのは、根本的に「紹介客を増やす」には、どうしたら良いのか?をしっかり考えられていないからなのです。
その考えるべき「紹介カードで紹介客を増やすにはどうしたらいいのか?」については、
このあとご説明します!
紹介客を増やすために意識すべき3つのこと
紹介客を特別扱いする
たとえば、紹介カードに「◯◯様のご紹介のお客様限定」と書かれていると、渡されたお客様は「私だけがもらえるんだ!」と特別扱いしてもらえる気持ちになります。
紹介されたけどそのお店に行かなかったお客様の中には、
「どうせキャンペーンで集客したいだけなんだ」
「他の人にも紹介してるでしょ」
と思っている方もいらっしゃるようです。
「そんながっついたこと、紹介カードには書いてないよ!」という方もいらっしゃると思います。
しかし、紹介カードに「お客様紹介キャンペーン」と書いていませんか?
このような文言では、「キャンペーンでどんどんお客さんを増やそうとしてるんだ」と思われても仕方ありません。
大切なのは、お客様に「紹介客でお客様を増やしたい!!!」と思わせてしまうのではなく、「あなたにお客様になってほしい」という気持ちを伝えることです。
割引の設定は慎重に行う
「紹介されたお客様、紹介したお客様どちらも30%割引!」
などの文言は、よく使われています。
紹介する側もされる側もお得だし、何も問題ないのでは?と思われがちですが、2つのデメリットがあります。
「お得になること」が動機になってしまう
紹介する側にとって「自分も相手もお得になるから紹介する」ということは、「本当に良いお店だから、誰かに紹介したい!」という気持ちで紹介していない、ということになるのです。
これでは、お店の魅力やサービスの本質がお客様に伝わっていません。
さらに、このような値引きキャンペーンでは、紹介する側が「自分が安くサービスを受けられるから紹介している、と思われたくない」と感じています。
どうしても割引特典をつけたい場合は、紹介する側が安くなることを伏せたりする必要があります。
リピーターにならない
紹介客は、既存のお客様の知り合いや友人、家族の場合が多いです。
既存のお客様と趣味趣向や年齢、特徴が似ている部分もあり、紹介客にも気に入ってもらえてリピーターになる確率が高いのです。
しかし、「お得になるから行く」という動機で来店されたお客様が、真のリピーターにはなりづらいのです。
それは、そのお店の安さに魅力を感じたのであって、そのお店のサービスに魅力を感じたわけではなくなってしまいます。
真のリピーターは、他のお店では味わえないサービスや接客、自分への深い理解度、高い信頼があるからそのお店に通い続けるのです。
紹介カードに限った話ではありませんが、値引きによる集客はリピーターに繋がりにくいのです。
お店の魅力を伝える
誰かに何かを紹介するのが上手な方もいれば、苦手な方もいらっしゃいます。
紹介が上手な方は、おすすめしたいお店の特徴や良いところを伝えるのが上手な方です。
苦手な方というのは、「なんて言って紹介すればいいのかわからない」という方が多いです。
お店の魅力を伝える
「今、紹介キャンペーンをしておりまして、お客様のお知り合いの方などにこちらのカードをお渡しいただけませんか?紹介で次回来店時お値引きします」
などと伝えて紹介カードを渡しているのでしたら、とてももったいないです!
もっと伝えたほうが良いことがあります。
紹介カードをお客様にお渡しする時にお店の魅力や売りのポイントをお話することです。
「当店では、夜遅くまで営業しておりますので、仕事帰りでも気軽に来店していただけます」
「当店は、髪質改善に力をいれており、いたんだ髪をケアすることを第一にこだわっています」
など、一言で簡潔にお店の魅力や売りポイントを伝えます。
これによって、お客様が紹介するときに
「今度仕事帰りに私が通ってるお店一緒に行かない?」
「カラーとかで髪が傷んでるの悩んでたよね?私が通ってるお店で髪のケアに力いれてるところがあってさ」
と言った感じに紹介しやすくなります。
こんな工夫で紹介客倍増!具体例を紹介
例1:限定メニューを提示
紹介客に特別にされていると思ってもらい、お客様の悩みや希望に沿った具体的なメニューやコースを提示すると、「これなら自分も行ってみたい」と思ってもらいやすくなります。
◯◯様からの紹介のお客様限定メニューをご用意致しました。
お客様のお悩みや希望に沿って、下記のお好きなメニューをお選びください。
①デスクワーク疲れに!眼精疲労・肩こり改善コース
②明るい表情を作る!お顔マッサージとヘッドスパコース
③立ち仕事による慢性的な身体疲労を改善!腰・足集中コース
例2:ギフトカードとして運用
ギフトカードとして、紹介する側からのプレゼントという設定でお渡しすると、お店からの紹介というより、紹介する側からのプレゼントとして安心して受け取ってもらいやすくなります。
HappyBirthday!
お誕生日おめでとうございます。
◯◯様からのご友人様のお誕生日プレゼントとして、ささやかながら以下のコースをご提供させていただきます。
ヘアトリートメントギフトカード 3,000円
カットやカラーをされる際に、ヘアトリートメントコースをご提供致します。
例3:SNSの活用
SNSを活用することにより、お客様からの紹介や紹介カードの情報だけでなく、SNSを見てお店への興味を深めることも可能です。
紹介カード作成のコストをかけずに行えます。
エステサロン Beauty Space SENDAGAYA
仕事帰りでも来店しやすい営業時間になっております♪
また、来店1時間前までの直前予約が可能です!予約は下記QRコードから!
当店は美肌になるための高い技術が自慢です。
当店のInstagramでは、美肌になるためにおうちでもできるスキンケアやフェイスマッサージの方法なども発信していますので、ぜひフォローしてください♪(QRコード)
ご来店時こちらのカードご持参で、インスタフォロー画面を見せていただくと、フェイスケアクリームをプレゼント致します。
まとめ
今回紹介した、
- 紹介客を特別扱いする
- 割引の設定は慎重に行う
- お店の魅力を伝える
この3つを意識して工夫すれば、紹介カードの効果がグッと上がります。
今行なっている紹介施策の見直しを検討している方や、これから紹介カードを作ろうとしている方のお役に立てると幸いです。
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