【例文つき】個人サロンで体調不良になったときの対処法3選|休むときの5つのポイント

ノウハウ

個人サロンを経営されているオーナー様の中には、突然体調がすぐれなくなった経験をした方もいるのではないでしょうか。オーナーであり唯一の施術者である個人サロンでは、体調不良はサロンの運営に直接影響します。しかし、健康あっての仕事。無理をして長期的な影響を及ぼすよりも、すぐに適切に対処することが必要です。

そこで今回は、個人サロンでオーナーが体調不良になった場合の対処法を例文つきで解説します。

個人サロンで体調不良になったときの3つの対処法

「熱が38度以上ある……」「めまいがして起き上がれない」など個人サロンオーナーが体調不良になることもあるのではないでしょうか。体調不良になったときは、本日の営業をどうするのかなど考える必要があります。

以下では、個人サロンで体調不良になったときの3つの対処法をご紹介します。

お客様にすぐに連絡してキャンセルをしてもらう

咳が出る・熱が高いなどの体調不良で、休むときはお客様にすぐに連絡してキャンセルをしてもらいましょう。

移るような病気にかかっている場合、お客様は施術を受けることを不安に思ってしまいます。お客様に移さないためにも、自分がしっかりと休むためにも仕事をお休みする選択を取る必要があります。

感染性の病気でなければ、休みながら仕事をする

生理痛や腹痛などの感染症以外の病気の場合、仕事ができそうな場合は休憩を入れながら仕事をすることも一案です。

ただし、お客様に具合が悪いことが伝わってしまうほどの、体調不良の場合は休んだほうが無難です。お客様に気を遣わせないように注意しましょう。

知り合いの施術者に代理をお願いする

知り合いの施術者がいる場合は、代理で施術をしてもらえないか尋ねることをおすすめします。

代理の人に事情を話したうえでできるかできないかを訪ねましょう。また、お客様の中には、個人サロンオーナーを気に入って施術を受けている人もいるため、代理でお願いしてもいいか事前に許可を取る必要があります。

個人サロンを体調不良でお休みする場合のメール例文

予約前日や当日などに体調不良でお休みをいただく場合は、お客様に、電話で、事情を話して伝えることをおすすめします。メールで事情を伝えると、お客様がメールを確認せずお店に来てしまうこともあります。また、電話で伝えることで、誠実な印象を与えることも可能です。

どうしても咳き込んでしまい電話では伝えられない人は、事情をメールで伝えることも一案です。

個人サロンを体調不良でお休みする場合のメール例文

以下では、個人サロンを体調不良でお休みする場合のメール例文をご紹介します。

件名:○月○日の予約調整についてのお願い
○○様
平素より、当サロンをご愛顧いただき誠にありがとうございます。
大変申し訳ありませんが、私の体調不良により○月○日の予約を取り消しまたは再調整させていただきたく、ご連絡させていただきました。お手数をおかけしますが、こちらのメールに希望日時もしくはキャンセルのご意向を返信でお知らせいただければ幸いです。
○○様には、たいへんご不便、ご迷惑をおかけいたしますことを深くお詫び申し上げます。また、お詫びの気持ちとして、次回の施術は20%割引させていただきます。
体調が回復次第、○○様にお会いできることを楽しみにしております。
件名:○月○日のご予約について
○○様 
平素より[サロン名]をご愛顧いただき、誠にありがとうございます。
この度、体調不良のため、[○月○日]から[○月○日]まで臨時休業とさせていただくことになりました。 
○○様には[日時]にご予約をいただいておりましたが、大変申し訳ございませんが、キャンセルとさせていただきます。 
ご迷惑をおかけして誠に申し訳ございません。 
[○月○日]より営業を再開する予定でございます。 
回復後、改めてご連絡させていただきますので、次回のご予約について相談させていただければ幸いです。
ご理解とご協力のほど、よろしくお願い申し上げます。

施術日当日にお客様にキャンセルをお願いするメール

施術日当日にお客様にキャンセルをお願いするメールをご紹介します。当日キャンセルはお客様にとって迷惑な行為であることを自覚したうえで、メールを作成しましょう。

件名:本日のご予約のキャンセルのお願い
○○様
平素より、当サロンをご愛顧いただき誠にありがとうございます。[サロン名]の[名前]と申します。
突然のことで申し訳ありませんが、本日ご予約いただいております施術をキャンセルさせていただきたく、ご連絡差し上げました。本日病院にかかったところ、インフルエンザと診断されたためです。
次回のご予約につきましては、後ほど詳細をご案内いたします。
突然のお願いで大変申し訳ありませんが、何卒ご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げます。
お忙しいところ恐縮ですが、ご確認のほどよろしくお願い申し上げます。
件名:本日のご予約について
○○様 
いつもご利用いただき、ありがとうございます。
 [サロン名]オーナーの[お名前]です。 
大変申し訳ございませんが、突然の体調不良により、本日の営業を休業させていただくことになりました。 
○○様にご予約いただいておりました○月○日の施術は、誠に勝手ながらキャンセルとさせていただきます。 
急なご連絡となり、ご迷惑をおかけして大変申し訳ございません。 
体調が回復次第、改めてご連絡させていただきます。
 何卒ご理解いただけますと幸いです。

体調不良により開始時間を30分送らせてほしいメール

体調不良により開始時間を30分送らせてほしい場合のメール例文をご紹介します。感染性の病気ではないことを伝え、お客様に安心して施術を受けてもらえる気遣いが必要です。

件名:本日の施術開始時間変更のお願い
○○様
お世話になっております。[サロン名]の[名前]と申します。
本日ご予約いただいております施術の開始時間を変更させていただきたく、ご連絡を差し上げました。大変申し訳ありませんが、体調不良(生理痛)のため、本日の施術開始時間を30分遅らせていただきたく存じます。
突然のご連絡となってしまい、大変申し訳ありません。ご不便をお掛けいたしますが、なにとぞご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げます。
件名:本日の予約時間変更のお願い
○○様 
いつも[サロン名]をご利用いただき、ありがとうございます。 
[サロン名]の[名前]です。 
大変申し訳ございませんが、体調不良のため、本日のご予約時間を30分遅らせていただきたくご連絡いたしました。 

当初の予約時間:[元の時間] 
変更後の時間:[30分後の時間] 

突然のお願いで誠に恐縮ですが、ご都合はいかがでしょうか。
お客様のお時間を頂戴することとなり、心よりお詫び申し上げます。 
少しお時間をいただければ、万全の状態で施術させていただけると存じます。 
ご都合が合わない場合は、改めて日程調整をさせていただきますので、お手数ですがご連絡ください。 
何卒ご理解とご協力をいただけますと幸いです。

個人サロンオーナーが体調不良でお休みをもらうときのポイント

体調不良でお休みをもらうときは、お客様の予定を変更してもらわなければいけないため、誠実で迅速な対応が必要になります。

以下では、個人サロンオーナーが体調不良でお休みをもらうときのポイントについて詳しくご紹介します。

なるべく早く連絡をする

個人サロンオーナーが体調不良でお休みをもらうときは、なるべく早く連絡をする必要があります。

当日や前日の場合、お客様が来店する準備を行っている可能性があります。また、施術2時間前の場合、遠方のお客様がすでに出発していることも。

休むと決めたときは、すぐにお客様に電話して、お客様を不愉快な気持ちにさせないように努めましょう。

丁寧な謝罪を行う

体調不良でしょうがないといえども、サロン側の都合でお客様が楽しみにしてくださっていた施術ができず、お客様に残念な気持ちにさせてしまうだけでなく、お客様のご予定を狂わせてしまうことになります。そのため、しっかりと丁寧に謝罪を行いましょう。

「私の体調不良によりご迷惑をおかけして大変申し訳ありません」などとかしこまった言葉で謝罪をすると誠意が伝わりますよ。

再度スケジューリングを行う

お客様に許してもらえる場合は、再度スケジューリングを行いましょう。リスケジュールを行う際は、体調が必ず良くなっている日程を伝えることが大事です。

お客様に早く施術をしてあげたいという気持ちはわかりますが、治っているのかわからない日付を伝えるのはNGです。何度もリスケをすることがないように、完治している日を目安に伝えましょう。

クーポンを配布する

お客様に誠意を伝える手段として、クーポンを配布する方法があります。例えば、施術料金の◯%を割引したり、◯分無料券を配ったりすると良いですね。

クーポンを配ることで、別のお店に行こうとしていたお客様を引き留める効果もあります。予約をしてくれた大切なお客様を離さないように、しっかりともてなしましょう。

体調が良くなったことや、感謝を伝える

お客様がサロンに来店してくれた際は、体調が良くなったことや、感謝を伝えることが大切です。例えば「元気になってくださいね」という優しい声をかけられて嬉しかったことなどを伝えると、お客様も嬉しい気持ちになってくれます。

リスケしてもらったことを忘れた対応をすると、お客様が不快な気持ちになる可能性があるので、必ず感謝の気持ちを伝えることを徹底してくださいね。

個人サロンで体調不良になったときは直ぐに対応を行おう

いかがでしたか?

本記事では、個人サロンで体調不良になったときの3つの対処法や、お休みをもらったあとのポイントなどを詳しくご紹介しました。

体調不良は誰にでもあるもの。体調不良になったあとの対処を丁寧に行うことで、お客様を不快な気持ちにさせずにお休みをもらうことが可能です。

本記事を参考に、予約してくれていたお客様に、丁寧に謝罪・感謝を行ってみてはいかがでしょうか。

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